仕事の時間配分について(またはいかにしてコードを書くか)

日中は頻繁に質問やミーティングで割り込みされてコードを書くのに十分な集中ができないので、昼間は最低限の仕事だけして他は遊びつつ、夜になってからコードを書くと良いのでは?ということを考えた。どうせリモートだしね。

思いついたので今週はそんな感じで仕事をしてみた。単に生活リズムがそういう感じになっていただけとも言う。やってみた結果、

  • コード書かないと決めても、質問やらミーティングやらドキュメント書きやらで結構精神を使う形で時間を消費しがちになる。
  • 割り込みがない状態でコードを書けるとめちゃくちゃはかどる。
  • しかし夜にコードを書いているとテンションが上がってきて寝るタイミングを逃す。

という感じの現象が発生して、結果として3~6時間しか寝てないのに日中は昼寝できず精神を使うタスクをするような状態になり、仕事が進んでいる感はあるもののめちゃくちゃ疲れることが分かった。

そもそも元のツイートをした段階では、質問に答えてない時間は適当に数学したり趣味コードを書いたりして本当に遊ぶことを想定していたんだけど、ミーティング前の整理やドキュメントの構成を考える作業などが割とあり、何もしていない時間というのは実はあまりないことが分かってきた。今まではこういう文筆業の時間を削減してコードを書く時間を捻出できると思っていたが、そもそもコンテキストスイッチをしまくると負荷が爆上がりするという問題や、特にシステムの設計のような作業では手を動かさずに思索していることそのものに意味があるという面があるので、夜にコードを書くと結局普段の倍の時間仕事しているだけみたいになってしまう。

結局のところ、コードが書きたいなら趣味の時間(完全フレックス&成果ベースの評価体系ではあるものの、本来の業務時間として想定されてない部分の時間)に仕事としてコードを書くことを是として妥協するか、もしくは仕事としてコードを書くことを(完全ではないにせよ)諦めるかの二択になるのではないか?社会は厳しい。

2021年の目標 - 1月まとめ

忘れてないですよ。

osak.hatenablog.jp

4ヶ月の日本暮らしからアメリカに帰ってきた。以前にアメリカの長期出張から日本に帰ってきたときも思ったけど、久しぶりという感慨もあんまりなく、出かけて行った時のシームレスな続きとして日常が始まる。

そういえば、日本で住んでいたのが大宮で、シンフォギアの聖地であるところの調神社に近かったので初詣に行っておみくじを引いてきた。

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おみくじ引くのはいいけど翌日には完全に内容を忘れ去っていてあんまり意味を感じないので、ここに記録として残しておく。


ゲーム。最近体調が優れないのがいかにも運動不足のせいという感じだったので、一念発起してリングフィットアドベンチャーを始めた。現時点で1週間続いている(仕事とのリズムが噛み合わず1日飛ばしたけど)。初期運動負荷17から1つ上がって現在運動負荷18で、ゲーム内時間(実際に運動している時間だけをカウントしているらしい)で1日15分程度プレイしている。実時間は30~40分くらい。ステージ4に入ったところまで進んだ。

こんなに流行っているんだから面白いんだろうなと思ってはいたけど、予想に違わず面白い。スキルで要求される運動が適度に負荷をかける感じで設定されているのと、あと単純にステージを歩き回りながらいろいろな物を空気砲で撃ったり吸い込んだりするだけでも楽しい。体力の問題から1日あたりのプレイ時間がかなり短く制限されていることも効いているのかなと思う。元々プレイヤー自身のスキルが上がっていくタイプのゲームは好きなんだけど、リングフィットアドベンチャーはまさに直接的にスキルが上がっていくので親和性が高い。この感覚はDDRを遊んでいたころに、譜面は見えるのに足が動かなかったり体力が足りなかったりして踏めない曲をだんだんと克服していく感じにかなり近い。実際DDRのために腹筋したりしていたし……というのももう5年以上前の話になってしまった(老人)。

あとはGetting Over Itをちょっとやった。縦穴を抜けるとこまではできたけど、そのまま勢いで左に吹っ飛んでスタート地点近辺に戻されて以来復帰できなくなってやる気がなくなってしまった。死に覚えゲーなのはいいんだけど、マウスを振り回すという操作があまり好きじゃないので、もうしばらくやらないと思う……。


新しい勉強。引き続き集合と位相をやっている。内田位相の7章中盤、チコノフの定理まで進んだ。きちんと証明を書き下して理解したり、練習問題を解いたりするところまでやっているので、進むのに時間はかかるけどあまり変な詰まり方をせずに進めているのは良い。週1の進捗報告会で話せる内容もだんだん濃くなってきていて進歩している感じがある。

これに関連して、Twitterで流れてきた「集合と位相をなぜ学ぶのか」を読んだ。普通の教科書ではトップダウンで定義や定理を導入してから性質を示していく一方で、この本は数学史を振り返り、なぜ集合論や位相論が必要とされたのか、これらが数学の独立した一分野として認識されるまでにどのような積み重ねがあったのかを辿っていく、ボトムアップの構成になっている。内田位相も含め、数学についての話は「なぜこの定理があるとうれしいのか」「なぜこの定義にするとうれしいのか」という点に直接触れられないことが多いので、全体での位置づけを理解するという点でかなり面白かった。そういう点ではこの本は特に徹底しており、思索の長い歴史を辿っていった上で、最後のページで満を持して「位相空間」という言葉が初めて定義される。「なぜ学ぶのか」というタイトル通り、とりあえずこの本を読んでみて、少しでも興味が出たら集合と位相を真面目に勉強してみるという使い方でもいいと思う。


体重。アメリカの自宅に帰ってきたのでまた毎日測れるようになった。現在67.5kgくらい。リングフィットアドベンチャーの効果で体重が減らないかと思っているけど、まあまだ1週間なので効果は見えない(そのリングフィットアドベンチャーでは、結局モノを言うのは食事の内容だという豆知識が紹介されていたけど……)。


日記。つけてないな……。何も習慣がないところにいきなり習慣を滑り込ませるのは難しい。こういうのは形から入ったほうが続きやすいというのが経験的に分かっているので、日記帳を買うべきだろうか。できれば電子データとして検索できるようにもしたいんだけど、単にサービスに登録するとかそういうディレクトリを作るとかだけだと、物理的な形がないのでどうにも習慣化しにくい。


旅行。まあこの状況下で当然できるわけもなく……。コロナウイルスのワクチン接種が始まっているようなので、早く収束するといいな。


読書。とこはるさんに勧められた「習得への情熱」を読んだ。チェスでIGMになった後太極拳に目覚め、そっちでも世界最高峰の大会で優勝したすごい人が書いている本で、技術の習得とはどういうプロセスであるか、何が重要であるのかといった方法論を細かく論じている。内容のほとんどは本人の経験と内観から得られた法則なんだけど、その内観が異常なまでに深く、自分が良いパフォーマンスを出せた時の心理状態と悪かった時の心理状態を比較してその状態に至った原因を追究するなど、常人では感じたとしてもなかなか到達できない客観的な観察を形にしている。さらにそれを平易な文章と豊富な具体例を使って、常人の読者でも追体験して理解を共有できるように表現しており、本当に天才的なバランスの本として仕上がっている。そんな本なので得るものは大きく、自分の中でも感じてはいたけどほとんど「運」として片づけていた要素が、実はコントロール可能なものであるという視点を持てたのはかなり貴重な体験だと思う。何かを学習している人は絶対に読んだ方が良いと思う。

あと、Twitterのプロモーションで流れてきた「コーヒームーン」を読んだ。

同じ時間を繰り返すタイムループものだけど、主人公は特に現状を変えたいと思っているわけではなく、だらだらと時間が過ぎていくという退廃的な雰囲気が独特で良い。絵柄も雰囲気とマッチしている。


今年もちゃんと月例の振り返りを書くところから始められた。えらい。諸事情により今の家から引っ越さないといけなくなったので、2月は問題なく引っ越せることを目標にしたい。

2021年の目標

目標を立てることで行動計画が立てやすくなる……という効果は特に感じていないけど、とりあえず目標を立てておくと定期的な振り返りをするときの軸ができて便利だったので今年も目標を立てることにする。

ゲームをする

去年やるつもりだったけど結局積みっぱなしのゲームが結構ある。Prismataとかね……。アトリエもまだ何作品も残っているし、今年も引き続きゲームを遊んでいく。

毎月新しいことを勉強する

去年は中国語や新しい技術に絞って目標にしていたけど、他にやりたいこととの兼ね合いで進まないケースがそこそこあった。一般化して毎月何か新しいことを勉強するくらいを目標に据えたほうがよさそう。現時点では集合と位相の勉強が高優先度になっている。

体重管理

去年はアメリカにいるうちはそんなに太らなかったけど、日本に行ってから急激に体重が増えてしまった。油断すると太るので体重の維持を頑張る。現時点での体重は67.7kg。

日記をつける

個人的なイベントなど、ブログのような公の場所で書くことは憚られるが後で見返すために記録は残しておきたいというケースが結構あることに気付いた。日記をつける習慣を作りたい。

車で旅行する

せっかくアメリカにいるのにあまり旅行してないなあと思ったので、車でどこか遠くに出かけたい。その前にコロナが収束してくれる必要はあるが……。

読書記録をつける

読書メーターに記録しとく。まあいつもやってるけど、去年は読んだ本を毎月振り返っていたので、今年も続けるために一応目標として書いておく。

定期的に目標の振り返りをする

去年は毎月目標の振り返りをしていたけど、自分が成し遂げたことの整理や記念碑として結構便利だった。今年も毎月振り返りをしたい。ただ、月に一度だとやっぱり忘れていることが多かったり、書く分量が多くなってしまったりするので、もう少し頻度が高い方がいいかもしれない。まあこういうのは義務化するとプレッシャーに負けて逆にやらなくなってしまうので、できたらいいな程度で。

2020年振り返り

年始に立てた2020年の目標を振り返ってみる。

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ゲームは色々遊べた。特に3月にライザのアトリエをプレイして以来、アトリエシリーズにハマってひたすら過去作を遊んでいた。現時点で秘密シリーズ(ライザ、ライザ2)、不思議シリーズ(ソフィー、フィリス、リディスー)、あとアーランドシリーズの最初2作(新ロロナ、トトリ)をクリアした。冒険に使うアイテムを自分で作るというシステムに惹かれて(あとmikutter界隈のておくれたちがやってるので気になって)手を出してみたけど、思った以上に面白くて正解だった。中でも不思議シリーズはゲームとしての魅力とキャラの魅力を両方兼ね備えていて、いつまでも心に残るタイプの体験を残すいいゲームだった。

毎月のログを見ると他に遊んだゲームは * Bacon - The Game * ハナノパズル2 * Prismata * ICFPC * MtGドラフト(イコリア、ゼンディカーの夜明け、統率者レジェンズ) * マーダーミステリー(王府百年、河辺の夜の夢、ダークユールに贖いを) * Among Us * Getting Over It * Snakebird

ハナノパズル2は最後の2面が解けなくて詰まっている気がする。そういう話をmkutにしたら俺は全クリしたが?みたいなことを言って煽られたのでやる。Snakebirdも同様の理由で詰まってるのを再開して残り1面になっている。Getting Over Itも同様の理由で……。Prismataは拡大再生産ゲー+MtG+パズル、もしくは詰めMtGみたいな感じでかなり面白かったので真面目にやりたい。今のところアトリエの方が優先度が高いので全然手を付けられていない。マジックもドラフトしかやってないけどちょっと真面目にプレイしたい気持ちが出てきた。Among Usはかなり面白かった。またやりたいけど人数集めないとできないのがネック。


体重はコロナウイルスの影響でボルダリングに行かなくなってしまい、アメリカにいた時点でもじわじわと増えていた。日本に来たら突然70kgをマークして、それから減る要素もないので多分ずっとそんなもんだと思う。厳しい。コロナで生活習慣が大幅に変わったとはいえ、それを加味しても疑いようもなく敗北している。ていうか年始と比べたら10kgくらい増えてるのか……。


新しい技術に触れるのは、毎月は成功してないけど大まかには達成できていそう。アウトプットだけのものも含めると

  • Webクローラ(自宅で動かしたまま日本に来たら止まってしまったっぽい)
  • IFTTTでMastodonTwitterクロスポストするやつ(現役) ** 要素技術としてAWS LambdaとGo Modulesを勉強した
  • VSCode(Remote ExtensionでDockerコンテナ内で作業するの便利)
  • メインマシンをWindowsに移行
  • WSL2(超便利)
  • Rust(真面目にWebアプリを作った。作ったものは放置中)
  • リモート開発環境考
  • コードレビュー考
  • Database Internals(読んでいるけど途中で放置。Designing Data-Intensive Applicationsで読んだ内容とかなり重複してるのでもういいかな)

あと元々意図していた「技術」ではないけどそれなりに見える成果物として

  • アイコン改造(ソフィー仕様にした)
  • ラーメン作り(スープと具だけ。麺には手を出していない)

趣味でプログラミングしてる時間が少なすぎる気はする。いい加減これまでの貯金が尽きそうな気がしているので真面目に技術を勉強しないと。


中国語は6月くらいまではDuolingoとAnkiを進めていたが、あまり使う機会がなく、進歩を実感できるイベントがほとんど発生しないのでモチベーションが保てなかった。どうすればいいんだろう。単語を覚えないと文章も読めないというあたりがネックになっている気がする。


毎月の目標振り返りはちゃんとできた。これを書いてても思うけど、ちゃんとログが残っているのは便利。しかし1ヶ月だと書き洩らしてしまうことがあったり、そもそも公に言えるようなことしかはてなブログとしては残せないという問題も分かってきたので、2021年はこの辺を改善していきたい。


初期の目標以外にも、いくつか特記すべき達成事項があった。

  • 株式投資を始めた。最初の3か月は色々情報を調べたり、戦略を考えたりしていたけど、結局素人が片手間で考えるくらいのテクニックで複雑なことはできないという結論になった。今は思い出したように気になる株を買っては忘却するというのを繰り返している。
  • 漫画をいろいろ読んだ。特に有名どころのバキ(3部まで)、嘘喰い鬼滅の刃メイドインアビスといった作品を押さえられてよかった。
  • 現代哲学をちょっとやった。1~3月はマルクス・ガブリエルの本を読んでいた。他にもいくつか関係しそうな本を買ったけど積まれたままになっている。世界が広くなったことでどうしても見えてくる歪みや認知の限界とどう折り合いを付けていくのか、が大きなテーマになっているように感じた。
  • 集合と位相の勉強を始めた。これは11月から始めて続いている。仕事で他人に物を説明することが増えてきたが、そもそも構造に対する理解が自分でもあいまいで言葉にしづらいケースがあまりにも多いと感じたので、ちゃんと物事をとらえて言語化するための基礎を作ろうと思った。あと単純に数学は楽しい。
  • 各地の温泉に行った。せっかく日本に長期で滞在するんだからということで、いろいろ温泉巡りをした。今までやろうと思って意外とやってなかった。

コロナウイルスの蔓延で社会の構造があちこちで変わるというイレギュラーはあったものの、総じて良い1年だったと思う。特に在宅推奨の流れは自分にとってはプラスに働いたと思う。パンデミック自体は良くはないが、こういう機会でもなければできないライフスタイルを試せたし、以前よりも自分に合っていると感じた。コロナウイルスが収まっても継続していけるといいな。

2020年の目標 - 12月まとめ

今年も終わりですね。ちょっと早いけど今年のまとめも書かないといけない関係上、今月分のまとめを今のうちに書いときます。


ゲーム。今月はいろいろやった。

  • ライザのアトリエ2
  • Among Us
  • 統率者レジェンズドラフト
  • マーダーミステリー
  • Getting Over It

ライザのアトリエ2は、リアルタイム性の上がった戦闘システムがとにかく爽快で良い。スキルを出してチェインを繋げていくのが面白い。ただリアルタイム性の代償としてダメージ量が見にくくなった分バランスは大味で、バフの掛け方や敵の弱点を考えて戦略を立てるよりもとにかく強い技やアイテムで殴り続けるのが最適っぽくなっているのが残念。中盤あたりからはノックバックとブレイクに特化したアイテム作りをして、ほとんど敵に行動させないようにする戦略で押し切ってしまった。

シナリオの全体的な雰囲気は良かった。遺跡を探すために冒険して遺跡の中を探索するという基本的な世界観と、適度に広く複雑なマップがうまくマッチしていて、ずっと飽きずに冒険できた。遺跡を探索していくことで昔の人たちが異世界の悪魔を封印するに至ったストーリーが解き明かされていくパズル的な要素も好き。残念なのはやはりストーリーも大味なところで、フィーにクリスタルの力を吸収させていく過程で封印や異世界との関係に気付かないのはさすがに不自然だと思ったし、遺跡の探索で解き明かされた過去に関してシナリオ上で何も言及がないのはもったいない。探索ノートを全部埋めたら過去を補完するイベントが発生するのかと思っていたけど、結局何もなかった……。

ガストショップ特典で付いてきたタオの探究ノートのパズルは、星を合わせよの意味が分からなかった(合わせるべきと思われる表がどこにあるのか分かってない)けど、頑張ったら文章ができたのでそれで解いてしまった。正しい解き方は未だに分かってないので知りたい。

Among Usは人狼みたいなゲームと聞いて敬遠していたけど、実際にやってみると訳も分からず吊られるみたいな理不尽な死はなくて面白かった(これは一緒にプレイするメンバーにも依存しそう)。一試合の時間が短いのも良い。

統率者レジェンズは緑白青の続唱と+1/+1カウンターデッキを作った。マナ加速から強いファッティをぶつけるつもりで構成したけど、5人の多人数戦でやったので、隙を見せると他の4人に寄ってたかって妨害されるので思うように行かない独特な感じで面白かった。最終的には続唱でアクローマの意志をめくって、カウンターの乗った飛行二段攻撃で殴り殺すというムーブが決まったので満足した。

マーダーミステリーは計3回遊んでだんだん楽しみ方が分かってきた。隠したい秘密があるにしても、明らかに致命傷になるのでない限りは情報を出し惜しみしない方がいいのかな。目標を達成できなくても、達成するために頑張ったという事実があるだけで感想戦がぐっと面白くなる。

Getting Over Itは事故。Discordでmkutが配信しているのを見に行ったら、まだやってないの?と煽られてインストールした。ただ手元にノートパソコンしかなく、タッチパッドと親指トラックボールマウスしか使えなくてプレイが難しかったので、アメリカに帰ってからちゃんとやる。


株。ちょっと買い足したけど基本的に見。さっき流れてきた資産運用論の記事で、インデックスを買えるときに買えるだけ買っておいて放置しとくのが一般人には一番コスパが高いという話がされていて、まあそうだよなあと思った。

[hayatoito.github.io


体重。今月は計ってない。しかし減っている気はしない……。


新しい技術。プログラミング関係はなんもやってない。先月のまとめで12月にやりたいことが書かれていたけど、完全に書いただけで忘れてたな……。

数学は相変わらず教科書(内田伏一「集合と位相」)を読み進めている。現時点で6章が終わるあたりで、位相空間を扱うための基本的な知識が整った。7章からは突っ込んだ話が始まるようなので楽しみ。あとtokoharu_sakuraの提案で、一週間に1回程度のペースで気になったところを話し合う会を開くようにした。自分では気付かなかった面白い視点や、理解があやふやな箇所の確認や議論ができるのでかなり良い。


中国語。今月も何もやっていない。モチベーション源がない……。


本。鬼滅の刃最終巻を読んだ。きれいに終わって良かった。他にもいくつか漫画を読んだけど特筆するものはないな……。あ、まちカドまぞくは本誌でかなりすごいことになってますね。


旅行も今月は結局していない。年末年始で温泉に行こうかと思ったけど、めぼしいところは大体埋まっていた。年明けに旅行すると今いるマンションを引き払うタイミングと重なって大変そうなので、さすがにもう時間切れという感じがする。帰りの飛行機は羽田からだし、大江戸温泉物語とかでもいいかなぁ。


12月はだいたいライザ2と数学の勉強で過ぎていった。どっちも中毒性があって時間がどんどん過ぎていく。まあライザ2の方は一段落したから数学に注力するかなぁ。

2020年買って・使って良かったもの

Starbucks VIA Instant Coffee

普段はコーヒーよりお茶を飲んでるんだけど、リモートワークが続いて飽きてきたのでコーヒーを飲み始めた。コーヒーは香りと味が強いので飲むとメリハリが付く。とは言っても豆を挽くほどこだわる気もないので、インスタントで色々探している。アメリカではK-Cupという機械で抽出するためのポーションが主流で、インスタントコーヒーやドリップパックがあまり売られていないので探すのも難しい。

近所のスーパーに置いてあったStarbucks VIA Instant Coffeeというやつが中でもおいしかった。10包入りで8ドルくらい。中でもItalian Roastというフレーバーが香りが良く、酸味もあまり強くないので好き。

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フィリスのアトリエ

3月から自宅勤務+外出自粛になった影響で急激に暇になったので、mikutter界隈で流行っているアトリエシリーズをやってみようかと思ってライザのアトリエをプレイした。そしたら思っていた以上に面白かったので、専門家の助言の下で一つ前のシリーズである不思議シリーズもやることにした。

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不思議シリーズの錬金術ポリオミノの敷詰めで、素材ごとに色や形の違うポリオミノを正方形のフィールド内に配置して、色の個数や特定のマスを埋められたかによって出来上がるアイテムの効果が変化する。適当にやっても素材が良ければそれなりのアイテムができるけど、強い効果を発現させたければ投入順や配置を考える必要があって、一気にパズルっぽくなる。そうして作った高性能なアイテムを使って冒険をするので、まさにロールプレイングという感じでワクワクする。

錬金術で必要なアイテムを作るというシステムもさることながら、不思議シリーズは世界観とキャラの魅力もかなり高い。特にフィリスのアトリエは、広大なオープンワールドのマップを探検するというシステムになっていて、本当に冒険しているみたいでとても楽しい。ファストトラベルも充実しているし、フィールドの解放感が高いので、移動もあまり苦にならない。

2作目のフィリスのアトリエだけを遊んでも十分に面白いとは思うけど、前作の主人公のソフィーが話に絡んでくるので、先にソフィーのアトリエから遊んだほうがより楽しめると思う。あと公式サイトは異常なレベルのネタバレをかましてくるので、ストーリーを楽しみたいならプレイ前には見ない方がいいと思う……。

使い捨てゴム手袋

去年から使い続けているけど、使い捨てゴム手袋は引き続き便利だった。

www.amazon.com

これは使っているやつそのものではないけど同じようなやつ。

生肉を料理したり、生ごみを処理したり、排水溝の掃除をしたり、そういう直接触りたくないものや触ると汚れが付いて面倒なものなどを扱うときに気軽に使って捨てられるのが良い。特に今年はコロナの影響で料理をする機会が増えたので、活躍の場も増えた。なんか値上がりしてるけど……。

ハーゲンダッツ 蜜いも

9月半ばに日本に帰ってきたとき、Twitterでバズっていたので試しに買ってみた。

www.haagen-dazs.co.jp

まあイモなのでおいしいんだけど、これはその中でも焼き芋の香ばしさと甘さが強く感じられるので完成度が高い。定期的に買って冷凍庫に常備していた。

Jabra Evolve 75 Headset

リモートワーク用に買った。ヘッドセットなので持ち歩きできるし、音質も結構良い。ただし耳当て部分が少しきつく、長時間つけていると耳が痛くなってくるので、ゲーム実況をするときなどは他のヘッドホンを使っている。

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Riedel VINUM Cognac Glasses

コニャック用のちょっといいグラス。去年買って使い続けている。

www.amazon.com

コニャックに限らず、度数が高く香り高いタイプの酒を飲むのにちょうどいい。ウイスキーもこれで飲んでる。香りを広げるグラスの構造もさることながら、飲み口の部分が薄いので普通のコップ等よりも酒が味わいやすい。特別な処置なしで食洗器で洗えるのも高ポイント。

2020年の目標 - 11月まとめ

月が変わったからまとめ書かなきゃ……と思っていたらライザ2が発売されたのでそれどころではなくなってしまった。省エネモードで書きます。


ゲーム。トトリのアトリエの2周目をやってラスボスを倒した。あと冒険者ランクを最高にした。流石にライザ2の前に終わらせとかないとやる気失うなと思ったので……。12月までにはメルルと新ロロナの延長戦も終わらせる予定だったけど楽観視しすぎできすね。

ソフィーのような地図システムとロロナの錬金システムが合わさっているのは面白いんだけど、2周目をやると錬金素材を特性でフィルタできなかったり効果が素材選択画面で確認できなかったりと、ちょっと大味なところが目に付くようになってしまうので周回モチベが維持しづらい。ストーリーもあんまりないしね。ラスボス倒した後も各地に強敵が現れるのでやり込みもできるんだけど、制限時間付きという根底のシステムと相性が悪い気がする。錬金のUIがせめて新ロロナくらいまで洗練されていてほしい。

あとボドゲ会をした。MtGのゼンディカーの夜明けドラフトと、マーダーミステリーの王府百年というシナリオ(なんか有名なやつらしい)。マーダーミステリーは初めてだったけど、人狼RPGを混ぜたような独特の雰囲気が面白かった。しかし全てのプレイヤーが秘密を持っていると言えないことが多すぎて、犯人が有利すぎるような気がする。実際今回は真犯人にほとんど近づけなかったし、他のシナリオ経験者に聞いても多かれ少なかれそんなもんらしい。


株。なんもやってない。


体重。旅行ついでに計ったら11/22の時点で70kgくらいだった。ちょっと増えすぎてんよ~。車移動の旅行だったので一時的に増えてただけだと思いたい。


新しい技術。osak.jpをHugoで書き直して、コードレビュー記事の英訳版を公開した。

osak.jp

アクセス解析も埋め込もうと思ったけど忘れてたな。12月の課題とします。そういえばコードレビュー記事の補遺を書くみたいな話もしてたけど何もやってないな。これも12月の課題とします。


中国語。今月も何もやっていない。


本。Twitterの広告でやたらと流れてくるので嘘喰いを読んだ。運否天賦のギャンブルに見せかけて、裏では仕込みや心理誘導をすることで勝ちを必然にしていくという、カイジの地下チンチロや沼を彷彿とさせる勝負をひたすら繰り返す感じの漫画。頭脳戦でありながらギャンブルのヒリつきも感じられるので1粒で2度おいしい。バキみたいな対人格闘要素も結構ある(個人的には格闘部分はあまり好きではなかった)。ストーリーもしっかりしていて面白い。

あと、集合と位相を真面目に勉強し始めた。教科書はこれ。

数学もゲーム性があるので時間がいくらあっても足りない気持ちになるが、頭が限界を迎えるのも早いので1日3時間くらいしかプレイできない。生活の他の部分を捨てれば6時間くらいはできると思うが、家では集中できないのがネック(数学を進めるときは基本的に近所のコメダに行っている)。これを書いている12/4の時点で4章(距離空間)の終わりらへんまで進んでいる。


旅行。10月末からの四国~近畿旅行に加え、突発の草津温泉1泊2日と熊本~鹿児島3泊4日旅行をした。草津温泉はいかにも観光地という感じではあるが、その分ホスピタリティがしっかりしているし、温泉もバラエティに富んでいて良かった。睡眠が崩壊している時期に行ったので昼間にあまり行動できなかったのが心残り。そもそも温泉街にいろいろ食べ歩きや飲食店があって面白そうなので、2泊3日くらいでじっくり遊びたい。

熊本~鹿児島は@brsyweの案内で温泉巡りをした。どこも良かったが、指宿温泉の砂蒸し風呂が特に良かった。温泉で暖められた砂に埋まるという風変わりな風呂(っていうのか?)だけど、砂の重みを感じながら全身がまんべんなく暖められる気持ちよさは普通の温泉では体感できない。鹿児島は焼酎もうまかった。機会があればまた行きたい。

指宿の次点では杖立温泉が良かった。泉屋旅館というところに泊まったのだが、そこで出されたほうじ茶プリンがとてもおいしかった。温泉も広くて良かった。


11月下旬から各地でコロナ感染者数が増え始めて危なげなことになっているが、アメリカみたいに崩壊しないことを祈るばかり。年が明けたらそのアメリカに帰るんだけど……。