ワイルドアームズ日記 その8

ヤードを出る前に少し情報収集する。

巨人ってゴーレムのことかな。何かアイテムを2つ集めるとゴーレムが起動するっぽい。

外に出ると船が待っていた。

すぐそばに面白そうな孤島があったので行ってみる。ヴォルカノントラップというらしい。なんかかっこいい名前だ。しかし中には鍵のかかった扉があり、デュプリケイターでも開かない。残念。

船も万能というわけではなく、白くなっているところは通れない。浅瀬なのかな。しかし浅瀬の中に上陸地点が設置してあり謎……。

セント・セントール付近にもあった謎の物体が、アーデルハイド近海にも浮かんでいた。どうやらビンらしい。拾い上げてみると、なんとデュプリケイターが入っていた。セント・セントールで厳重に保管されていたのは一体なんだったんだ……。

久しぶりにアーデルハイドに帰ってみると、町は結構復興していた。さっき入れなかったヴォルカノントラップは神殿らしい。闇の力の増幅装置があるというのは何かが起こりそうな予感がする。また、内海をずっと東に行くと謎の塔があるらしい。そういえばこの世界って東西は繋がってるのかな。

やり直せばいい、壊れたって!

アーデルハイド城にも魔法で封印されてる扉があったなぁと思って、さっき拾ってデュプリケイターが余っていることだし、とりあえず行ってみる。宝箱が4つあって、クレストグラフ×4と秘伝の書だった。クレストグラフはあちこちで手に入るんだけど、もう目ぼしい魔法はほとんど作ってしまったからあまりいらないんだよなぁ。ボス戦とかに備えてとりあえず全種類魔法を揃えとくといいんだろうか。

城下町の隅に、旅の剣士がいた。秘伝の書を渡せば新しい技を教えてくれるという。どうも即死技らしくかなり物騒な雰囲気があるし、どうせ発動率悪いんでしょ?という感じではある。しばらく町の外で練習しても、一向に技として習得する気配がないので気長に待つことにする。

どこに行けばいいのかよく分からないので、とりあえず北東のあたりに行ってみる。すると巨人のゆりかごがあった。これさっきヤードで聞いたやつか。心をまず手に入れないとダメっぽい。

なんかやばそうな敵が出てきてびびる。でもそんなに強くなかった。

あまり新しい発見がないし、新しいところはどこも浅瀬で覆われていてつまらないので、陸地沿いにどんどん船を進めていったところ、トライピラーという塔にたどり着いた。これがさっきアーデルハイドで聞いたやつか。知性派のハンペンによると、3人バラバラに行動して仕掛けを解いていくものらしい。とりあえずばらけて上に登ってみるが、HPが1000ちょっとしかないのに、敵の1撃で100くらい食らう上、だいたい複数で出現するのでポーションベリーがいくらあっても足りない状態になる。そもそもポーションベリーは買えないのでそんなに消費したくない。これは無理だなと思って攻略は後回しにする。

引き返す途中、見慣れない陸地があったので降りてみると、タウン・ロゼッタという町に着いた。理想の治安の町だとか保安官が言い出してやばさがある。この町は金銭的にはかなり豊かなようだが、思いやりの心とかそういうものが失われつつあるらしい。

人の心が荒んでおり、町のはずれに住んでいるエルゥをみんな嫌って疫病神扱いしているらしい。エルゥが人を病気にするとかはできないと思うんだけどなぁ。ていうかエルゥってどこか違う星に移住したんじゃなかったっけ。まだファルガイアに住んでるやつもいるのか。

町はずれに住んでいるエルゥの少女に話しかけると、開幕速攻で謝られる。しかも話が続かない。なんかオドオドしてるのはかわいいけど、どんだけ卑屈になっているんだ、というかなんでこんなところに住んでいるんだろう。花壇に植えてあった花を見ていると話しかけてきて、その後エルゥをいじめにきたクソガキから守ってやったりして打ち解けた。名前はマリエルというらしい。他のエルゥはみんな移住してしまい、マリエルはファルガイア上で文字通り唯一のエルゥらしい。地上をこんなにしてしまった償いのために残って花を育てているという。自罰意識が強いな……それともエルゥはそれだけのことを過去にやってしまったのだろうか。

しかし自分からファルガイアに残ることを決めたものの、タウン・ロゼッタの人々の仕打ちには閉口しているらしく、あまり積極的には関わりたくないらしい。町長の病気も治し方は知っているが、わざと教えていないのだという。気持ちは分かるけど、これはすれ違いすぎてお互いに不幸になってるやつだ……。渡り鳥と公女のパーティはそのへん柔軟性が異様に高いので、マリエルを説得して町長の病気を治してみんなを見返してやろうと説得し、薬の材料を取りに行くことになった。

仙草アルニムというのがその名前らしい。ちょっと待って、アルニムってシンフォギアGXイザークが流行り病を治療するために採りに行ってたやつじゃん。で、イザークは流行り病を治した「奇跡」が原因で火あぶりにされたじゃん。同じPSのRPGということで、ドラクエ7レブレサックも頭をよぎる。嫌な予感しかしない。これはまずいですよ!!!

不安しかないしマリエルを止めたい気分になってきたが、イベントを進めないとどうしようもないので南の森にアルニムを取りに行く。ダンジョンかと思ったら普通の安全地帯で、アルニムはすぐに見つかった。

一旦蹴散らしたクソガキがまたマリエルをいじめに来たが、ロディがかばう。マリエル大丈夫だよな……。

町に戻り、町長にアルニムをあげると、町の人のマリエルに対する評価がほんの少しだけ軟化した。こ、これはグッドエンディングルートに入ったのか?マリエルももうちょっと頑張れそうと言ってくれたので、あとは彼らの関係がちょっとでも良くなることを祈る。

一安心して町を出ようとすると、カラミティ・ジェーンが待っていた。どうもさっき入れなかったヴォルカノントラップの攻略を手助けしてくれるらしい。しかもガーディアンブレードが中にあるという。これは行かなければ!

ジェーンを連れてヴォルカノントラップに行くと、おもむろに巨大な爆弾を取り出し、開かない扉を爆破した。なんだそれ、完全に力技かよ!

ロディが新しいアーム「ABMランチャー」を入手。ABMってなんだ。敵グループに攻撃できるようだが、このダンジョンは敵がでかく、1グループ1体のやつばっかりなので今ひとつ威力が分からない。しかも強化しまくってATKが70になったハンディキャノンと比べると、攻撃力も見劣りする。まあパワーアップすれば使えるようになるかなぁ。

攻略しつつ敵と戦っていると、ザックがついにソウルブレイカーを覚えた。しかし即死系の宿命で、MP消費が激しい割に外すとしょぼいので使いづらそう。秘伝の書でMP4くらいまで下げられればまだ使い道あるかも。

ジェーンは途中で見つけた宝物庫を漁ると行って途中で分かれた。渡り鳥組は別の階段から地下へ。するとなんか壁から音がする。

あっバカゼットだ!!!以前に戦って負けたのを根に持ってリベンジに来たらしい。しかし強さはほとんど変わっていないようで、前回よりもレベルアップしているザックがたまに先制できることすらあるレベルだった。戦略は例によって、セシリアとザックで適宜回復しつつハンディキャノン連射。バカゼットは一度に1人しか攻撃してこないので、回復はかなり楽で良い。

さくっとゼットを倒して奥に行くと、ベルセルクが待ち構えていた。どうもガーディアンブレードがあるという噂自体が嘘で、まんまとおびき出されてしまったらしい。ガーディアンブレードは1000年も前に暴走し、周りの物を見境なく破壊した挙句自分自身も砕けてしまったので存在しない。そういえばそんなことをヤードにいる犬猫が言っていたような……。しかもベルセルクが立っているところは闇の力増幅装置の上らしく、この装置でパワーアップして渡り鳥一行を倒すという用意周到な計略を立てている。ピンチ!

と思ったら、ベルセルクに一旦集まった闇の力が抜けていく。どうやら宝物庫にいるカラミティ・ジェーンが、増幅装置のコアである水晶片っ端から破壊しているらしい。ラッキー。素のベルセルクはゼットより弱く、ハンディキャノンを撃ちまくってからソニックビジョンを使ったところ、またクリティカルで2500とかダメージを叩き出して倒した。もしかしてソニックビジョンってそういう技なのかな。

奥には「赤い邪心」があった。これが巨人の起動に必要なやつか。ということは次は巨人を目覚めさせるのが目的っぽいな。

ベルセルクは一応生きてはいたが、謎の声に対してフォトスフィア(シンフォギアで見た!!でもかなり概念が違う)に連れていけと命じたところ、両断されて死んでしまった。えっ。確かにベルセルクは小物感漂ってたけど、仮にも四天王の一角なのに……。魔族社会厳しくない?そいつのせいなのか、神殿全体が崩れ始めたのでカラミティ・ジェーンと一緒に逃げる。出口でジェーンが財宝を落として、拾おうとしたところに岩が落ちてきたのを助けると、財宝が潰れてしまったと文句を言ったあとにお礼を言われた。

名言である。

ベルセルクを殺したのはブーメランという魔族らしい。魔族殺しで知られており、かなり忌み嫌われているようだが、マザーは頭がおかしいので躊躇なくこいつを使い、渡り鳥一行を始末しようとしている。そして有能ジークフリートが、絶対領界ソルデリーターを起動してフォトスフィアを防御する。なんかすごいことになって、手出しできなそうな雰囲気になってしまった。

次回は青の邪心を入手……できるといいですね。どこに行けばいいんだろう。