ワイルドアームズ日記 その12

タウン・ロゼッタ沿岸の渦に近づくと、セシリアの涙のかけらが光りはじめ、渡り鳥一行を渦の中の神殿に導いた。

神殿を歩き回っていると、マジックポットという見た目そのまんまなアイテムが出てきた。無限に水が出てきて、邪魔な火を消せるらしい。ドラクエ3の渇きの壺の逆パターンですね。というか、懐中時計とかローラーダッシュとかもそうだけど、こういう一発ネタグッズ多くないか……。

神殿の最奥には海のガーディアン、ルカーディアがいた。弱ってないガーディアンは珍しい。ルカーディアがガーディアン界の現状を語ってくれたところによると、弱くなってきたガーディアンはお互いに因果を結び合うことで力を維持しており、エルゥのほこらがその要となっているらしい。そして、このネットワークがレイ・ライン!シンフォギアでは霊脈がどうのとか言っていたので霊ラインかと思っていたけど、エルゥのほこらは光で物質を転送しているし、やっぱりRay Lineでいいのかな。まさかワイルドアームズをプレイして更に分からなくなるとは思わなかった。

ルカーディアとの会話を楽しんでいると、レディ・ハーケンが登場。どうもザックの早撃ちと自分の技が似ていることが気になっているらしい。ボスとしてはそんなに強くなく、200ダメージ強の全体攻撃を撃ってくるだけなので、回復は適当にヒールしてるだけで間に合う。

戦闘が終わった後も体が動かないとか言い出して、なんか挙動が怪しい。技が似ているという点はザックから見ても同意見らしく、あまりにも似ていて見ただけで技が真似できると言い出し、早撃ちのヒントを得た。しかしレディ・ハーケン、本当は人間という展開にしか見えないなぁ。タイトル画面を放置した後に流れてた、アークティカ滅亡のムービーに出てきた姉御肌の騎士となんか言動が似ているし……。

ルカーディアは破壊されず、無事に仲間になった。そして渦潮が消えたので、外海に出られるようになった。少し進むとボトルが浮いており、調べてみると南に闘技場があると書いてある。つか看板の代わりにボトルを使うのか、なるほど。

とりあえず南の島に上陸してみると、はぐれギルドというよく分からん土地があった。魔法の薬の実験とか怪しげなことをやっている人がいる(飲むと苦い味が広がるとかいいつつHPとMPが全回復した)。その向こうにいる人に話しかけたら、魔法を研究し続けて高等魔法を手に入れたので、次はアーデルハイドで研究するとか言い残してテレポートしてしまった。ちょっと、その魔法欲しいんだけど!

と言ってたら、なんと高等魔法を習得させてくれる人がおり、そこでテレポートの魔法をゲットした!これでついに世界を自由に移動できる!!高等魔法は結構使えそうなものが多いが、パルプンテみたいなよく分からん魔法もある。クレストグラフは余りまくっているが、いらん魔法を持ってても選ぶときにめんどくさくなるだけなのが分かってきたので適当に解体しつつ、欲しい魔法を一通り作る。

島をさらに西に横切ると闘技場があった。ぺグッチってどこかで聞いた名前だと思ったけど、蜃気楼の庭園に挑んだ渡り鳥か。こんなところでモンスター闘技場を開き、人とモンスターが戦うところを観戦するというイカれた趣味をしているらしい。

この闘技場は古代の神殿の上に建てられており、時折モンスターさえもすくみ上がるような唸り声が聞こえてくるらしい。ラギュ・オ・ラギュラだって倒せると言ってる人もいるし、ここが裏ダンジョンで間違いないですね……(シンフォギアの影響でラギュ・オ・ラギュラが裏ボスであるということは知っている)。 闘技場で試しに戦ってみたところ、メデイアという敵が出てきた。通常攻撃は大したことない(それでも300くらいは食らう)が、3ターンに1回「人体実験」というやばい技を使ってきて、1600程度のダメージ+ランダム状態異常が付く。というか、ダメージで即死してるので状態異常が意味を成していない。リヴァイブを持っているセシリアが最初に倒されて萎えたので、とりあえずぶん殴るだけぶん殴っとくかと思って回復そっちのけでメテオドライブとABMランチャーを叩き込みまくったところ、2回目の人体実験でザックが死んだものの、なんとか勝つことができた。勝ち抜けの景品としてヒールベリー10個とラッキーカードという、微妙なうれしさのアイテムをもらった。

外海を漂っていると、ミラーマの北西にデモンズラボという謎の建物があった。入ってみると突然、レディ・ハーケンが悩んでいるイベントが始まった。彼女には過去の記憶がなく、しかもアルハザードの言動からすると意識と言動が別になっているっぽい。拒絶反応という言葉からすると、人間の意識を魔族の体に入れたという感じなんだろうか……。気になるけど、今日はこれ以上ダンジョンを攻略する気はないので外海を放浪する旅に戻る。

はぐれギルドにいた魔法使いがアーデルハイドに行くと言っていたので、たまには戻ってみるかと思いテレポートする(ちなみに海の上ではテレポートできないっぽくて微妙に不便)。街中を走り回っていると、東の外海にゼペット爺さんのアトリエがあるという情報と、場所は不明なものの、浮島の渓谷ワンダリングアイルという場所の情報を手に入れた。魔法使いは見つからなかった。

テレポートすると船がくっついてくるという便利機能があるので、コートセイムにテレポートしてから船でゼペット爺さんのアトリエと思しき場所へ向かってみる。アイテムがたくさんあるかと思いきや部屋の中はほとんど何もなく、ただ本棚に日記があるのと、机の上にアイテムが置いてあるだけだった。日記によると、ゼペット爺さんは遺跡の奥で1000年前の大戦時に作られたホムンクルスの子供を見つけ、一緒に旅をしていたらしい。その子供は、兵器として作られたにも関わらず、心を通わせないと使うことのできないアームを難なく使いこなしているという。これってもしかして、もしかしなくてもロディのことなのでは……。だんだんと色々な真実が明らかになってきて、終盤という感じがする。

机の上にあった「巨人のオカリナ」は、使うとその場にアースガルズがやってくるというこれまた優れもの。これでどうやって渡るか分からなかった浅瀬も渡ることができる!さっそくアースガルズを呼んで近くの浅瀬を渡ってみると、ポーションベリーと強い武器防具を売っている店があった。これでボス戦も怖くない!

次回はデモンズラボ攻略から。

やなぎなぎライブ "Follow Your Tracks"

友人に誘われてチケットをもらったので、やなぎなぎのライブ "Follow Your Tracks" に行ってきた。そもそもライブの話を聞くまでやなぎなぎが誰かということすら知らなかったのだが、「君の知らない物語」のボーカルの人らしい。あの少しハスキーな声は確かに好きな部類なので、チケットあるなら試しに行ってみようかなという気持ちで参加した。一応予習としてアルバムも聞いておこうと思ったのだが、今回のライブのベースとなるであろうアルバム "Follow My Tracks" は発売が4/20と遅く、しかもiTunes Storeで買えなかったため、面倒になって聞くのを諦めてしまった。

今回は1階の立見席で、ステージがとても近い。ステージ上の人が何をしているのか、動きも表情もはっきりと見て取れるという状況は今まで経験したことがなかったが、これはかなり臨場感があって楽しい。臨場感というか、実際にその場にいるんだけど、やはり遠くから見るのとは空気が全然違う。

ライブは楽しい。曲に合わせてペンライトを振るという行為そのものが楽しい。ただ、今回のライブの曲は今ひとつ自分の好みに合っていない気がして、完全にはノリ切れなかったように思う。これはライブだからどう、予習しなかったからどうという問題ではなく、完全に音楽の好みの問題なのでどうしようもなさそう。自分は分かりやすくポップかつアッパーな曲か、やくしまるえつこのようにひたすら気だるげな声で歌っているような、突き抜けた感じの曲が好きなんだなと思った。まあ、シンフォギアライブや高垣彩陽ライブで感じたようなカタルシスは簡単に得られるものではなく、単にこれまで運が良かっただけなのかもしれない。

そういえば、曲に合わせて歌詞のタイポグラフィを出すというタイプのMVは大嫌いだったのだが、今回のライブでバックスクリーンに同じような演出が出たときは嫌などころか、むしろ演出としてぴったり当てはまっているように感じた。嫌いな理由は、言葉による表現である歌詞をそのまま文字にして見せるという行為が安直なうえ、歌詞を歌い上げるという行為とかなりの部分が重複しており、動画という、歌詞の「意味」を言葉ではない手段で伝えるせっかくの機会を完全に無駄にしていると感じるからなのだが、ライブだと大丈夫なのは、歌っている歌手本人が見えており、非言語の表現が既にそこに存在しているからなのかもしれない。あるいは、単に初めて聞く曲だからかもしれない。どちらにせよ、この件はもう少しちゃんと考える価値がありそうだと思う。

ワイルドアームズ日記 その11

結界のほこらを探索していたら犬がいたので話しかけたところ、突然モンスターになった。ボスっぽい音楽なので警戒していたが、基本的に単体攻撃しかしてこないので、セシリアがヒールしながらABMランチャーとメテオドライブをぶち込むだけで勝った。しかし本当にモンスターが化けているんだなぁ。

魔族が結界を破る方法を見つけてしまったのではないかと語るシスターの話を聞き、ハンペンがセント・セントールとの類似性に気付いた。そういえばセント・セントールではハンペンを体に密着させてやると結界をすり抜けられた……。と、そこでアルハザードが念話でネタばらししてきた。律儀な奴だ。魔族は誘拐した人間にモンスターの種を植え付け、結界内で発芽するように細工することでセント・セントールと結界のほこらを破ったらしい。しかも、そもそも魔族は体が機械でできていること以外は人間にかなり近く、結界に妨害されるということはないらしい。なんだと……。

封印されている宝箱があった部屋に行くと、扉を守っている青年がおかしくなっており、魔物になってしまった。申し訳ないがさくっと倒し、奥に進むとアルハザードが登場した。しかし攻撃力が異様に低く、全体攻撃があるものの1撃で150前後とザコ敵レベルの弱さなので、難なく撃破できた。やはり手加減していたのか、倒した後は余裕しゃくしゃくという様子で、この力がジークフリードの計画に役立つだろう、と意味深なセリフとともに、フォトスフィアに来いというメッセージを残して消えてしまった。

ルーンドライブを使ってアースガルズをパワーアップしてもらうため、コートセイムに戻る。辛いことは頑張ってもへっちゃらにはならないという、ちょっと弱気なセリフ。そして、優しい人や子供たちから先に死んでいく、この残酷な世界を守る意味があるのかというジェーンの問い。やっぱりここはワイルドアームズの世界であって、シンフォギアの世界じゃないんだ……(当たり前)。

マックスウェル氏がアースガルズに対消滅バリアという物騒な名前の機能を追加した。バリアエネルギーの対流に触れたものを塵まで分解するという代物らしいが、とりあえずそれって対消滅ではなくない?まあヤバい機能なのには変わりがないけど。それにしても、飛行機能を付けてもらえると思っていたので少し残念。 アースガルズを連れてフォトスフィアへ行ってみる。触れたものを一瞬で分解する、これまた強力なバリアが張られているが、アースガルズの力でバリアを分解して入れるようになった。

内部をさまよっていると、突然青いローブの男が現れ、涙のかけらの場所へ案内してくれるという。彼もマザーを倒したいと思っており、そのためにエネルギー源である涙のかけらを破棄したいようだ。更に話を聞くと、彼の故郷もマザーによって破壊されたらしい。これ、やっぱりジークフリードなのでは?やっぱり反旗を翻す展開になってきた。このまま平和的解決なるか?

とにかく、謎の男の助けを得て涙のかけらを取り戻した。ファルガイアを焦土と化すべく浮上を始めたフォトスフィアを止めるため、マザーを倒しに行かなければならない。幸い、涙のかけらを回収したことで、マザーはかなり弱体化しているはずだという。

道中でリリティアと戦う。ゴーレムのくせにその辺の魔族より強い。特にコールドスリープという技が強力で、全体攻撃+眠り付与という初見殺し。初撃でロディとセシリアが眠ってしまい、さっそく大ピンチに陥る。ザックの速さを生かしてポーションベリーで適宜回復し続けるが、リリティアの攻撃で何度かロディとセシリアが殺される上、リヴァイブで回復した程度のHPでは運次第で即座にまた殺されてしまう。何回か運ゲーを積んだところ、全員HP1000以上に加えてモーニングコール状態で眠り回避という理想的な布陣に持っていくことができたので、あとは回復に気を付けつつ、ABMランチャーとソニックビジョンで叩き、なんとか一発で倒すことができた。

奥に進むとマザーがいた。しかし青ローブの男が言っていた通り弱っているらしく、攻撃がしょぼい。ヘルメス・トリス・メギストスという参重層術式防護っぽい名前の技を使ってくるが、マザーの場合は単なる単体攻撃で、ダメージも400程度なのでヒール一発で回復でき、ほとんど怖くない。まさに「知るもんか」の一言で片づけられる。

最終回特有の質問攻め(攻めではない)。愛じゃないですかね。しかしマザーはそうとは思わないらしく、自分の滅びから滅びの真理を見つけたと言って喜び始める。自分以外の破壊を楽しむタイプのクズかと思っていたけど、かなり徹底してるな……。マザーの制御を失ったフォトスフィアは内海のど真ん中に墜落し、水没を始める。いくらなんでも、フォトスフィアから脱出できたところで内海を生身の人間が渡ることはできない。マザーは渡り鳥一行も道連れにして滅びへと向かえることを喜びながら、一足先に力尽きた。

と、そこへカラミティ・ジェーンがロリコン船長を従えて颯爽と登場した。なんだかんだ言って助けてくれるのが優しいし、本当に世界に絶望なんてしていないんじゃないかと思う。

マザーを倒して一段落と思いきや、ザックはまだ終わっていないという。確かに、彼の旅は魔族に対する復讐の旅であり、ファルガイアを目前に迫った滅びから救っても、彼の復讐うはまだ果たされていない。 そこへタイミングよくナイトクオーターズが現れる。アルハザード、ブーメラン、レディ・ハーケンが現れた後、あの青ローブの男が出てきて、正体を明かす。やはりジークフリードだった。マザーの登場で話がこじれていたが、彼らの目的はもともとファルガイアを征服し、魔族の新しい故郷とすることであった。よくよく考えてみると、ここに来てようやく話が元の場所に戻ってきた感がある。魔族はファルガイアの全ての源たるガーディアンの力を完全に滅ぼすことで生命を根絶やしにするという、マザーよりよっぽど体系立った手法でファルガイアを征服しに行くと戦線布告してきた。

魔族に思うがままにさせる訳にはいかないため、アーデルハイド城で作戦会議を行う。とは言ってもやることは今まで通り、渡り鳥一行は世界を冒険し、カラミティ・ジェーンは別ルートで情報収集を行う。そしてエマ博士は、風の中のエピタフで拾ってきたワルプルギスの夜を解析したいという。この本は1000年前の航空力学について貴重な知識が記されており、空を飛ぶ手段を開発できるかもしれないという。今度こそ空を飛べるのか!

今回は次にどこへ行けばいいかというポインタがなく、自分で聞きこんで探せと言われたので、あちこち回ってみる。

ファルガイアの城下町では、内海と外界を隔てる渦潮の話と、ミラーマ北西の小島の話を得た。あの邪魔な渦潮はガーディアンが発生させており、強力な外海の魔物から内海を守ってくれているのだという。ヤードでは、ガーディアンブレードを探していたダンたち渡り鳥パーティについて、ダンとその妻の他、もう一人の渡り鳥がいたという情報を手に入れた。しかしそのもう一人はどこにいるのかまったく分からないらしい。

そういえば修道院の地下には封印図書館があったなと思って修道院にも行ってみる。すると、禁呪と呼ばれる強力な魔法を研究している錬金術師がどこかにいるという情報をもらった。封印図書館の方は目新しい情報はなかったが、ここまで冒険を進めてから改めて本を読み返すと、色々と発見がある。中の1冊にマザーの出自に関するものがあり、それによると、もともとはユグドラシルという、荒れ果てたファルガイアを緑化するためのシステムだったはずが、魔族によって利用され、マザーとなって魔族を生み出すシステムになってしまったのだという。あれ、でもマザーって魔族が昔に住んでた星にいたんじゃないのか。1000年の間に色々移動したりしたのだろうか。

特に目ぼしい情報がないので、まず船で行ける町は全部回っておこうと思い、タウン・ロゼッタへ行ってみる。そういえばこの町は例の渦潮の近くでもあった。すると、なにやら町で異変が起きているらしい。どうやら渦潮から竜が出てきて、怖がった船乗りたちが定期便の就航をやめてしまったとのこと。渦潮を発生させているガーディアンの名はルカーディアというらしい。町長が低姿勢で頼んでくるので、渦潮の様子を見に行くことになった。ドラクエ7の印象があまりにも強く、この町長も過去の非を認めないタイプの人間かと勝手に思い込んでいたが、ちゃんと考え直しているようで安心した。

次回は渦潮でガーディアンを見つけるところから。これで外海に行けるのかな。

ワイルドアームズ日記 その10

コートハイムは色々と追い詰められた人たちの村らしい。村人たちの話を総合すると、ミラーマでARMの研究をしていたマックスウェル氏がこの村に移り住んできて、孤児を引き取って世話を始めたことで、今のコートハイムが出来た。マックスウェル氏には二人の娘がおり、そのうちの一人はジェーンという名前である。あっ、これ孤児を養うためにカラミティ・ジェーンが賞金稼ぎをやっていて、父親はそれを知らないというパターンか。

ジェーンは子供たちから「おやびん」と呼ばれている。その呼び方、メダロットのキクヒメ以外で初めて見たぞ……(と思って検索したところ、電脳コイルのイサコもおやびんと呼ばれていた。完全に記憶の彼方だった)。かなり慕われているようだが、カラミティ・ジェーンっぽい活動に関する言及はないので、やはりそっちの活動は隠しているっぽい。

北の方にある屋敷に行くと、マックスウェル氏本人がいた。この人はゼペット・ラグナイトという老人に師事してARMの研究をしていたというが、その老人こそがロディの死んだ祖父だという。ここでようやく謎だったロディの過去が明かされる。孤児だったロディをゼペットが拾い、長い間渡り鳥として行動を共にしていたが、ゼペットは旅の途中で負ったケガが元で死んでしまう。ロディはゼペットの形見としてハンディキャノンを受け継ぎ、孤独な渡り鳥として旅を続けていた。

ロディが過去を話し終えると、マックスウェル氏はゼペットと過去に研究していた「飛空機械」について教えてくれた。南東にある「風の中のエピタフ」に研究途中のガラクタが色々と置いてあるらしい。アースガルズが手に入って浅瀬を渡れるようになったばかりなのに、もう空も飛べるようになるのか!さっそく行ってみることにする。

風の中のエピタフは南東というよりは真東にあった。エピタフの中にはあからさまにガラクタっぽい機械があり、ゼンマイを巻くと動き出したが、そのまま壁に衝突して壊れてしまった。本当にポンコツだな……。

塔を上っていくと、青い獣が立っていた。マジックスタッフで叩くと「ついてこい」という。迷路のような回廊を抜けたところで、あの狼は欲望のガーディアン「ルシエド」であることが分かった。信仰がなくなっても人間の欲望は残り続けるからか、他のガーディアンと違ってまだ力を残しているらしい。

上階にあった本で歴史の勉強。滅んだアークティカは、もともと古代文明の力によって栄えた街だったらしい。また、古代文明の時代には人類は鉄の船で空を飛ぶ手段を持っていたが、現代では失われてしまっている。どこもかしこも古代文明だ。

一番右はすけべぼん。男の人って、こういうすけべぼんとか好きだよね。

仕掛けを解いて、ワルプルギスの夜を入手。完全にまどかマギカの印象になってしまった名前だが、この世界のワルプルギスの夜は本の名前で、空を飛ぶ技術についての記述をまとめたものらしい。この本の名前を奥の機械に入力するとすけべぼんの本棚が動いて階段が現れた。その先でローラーダッシュを入手。これでベルトコンベアに逆らって走れるようになる(ただし壁にぶつかるまで止まらない)。

塔の最上階で、ポンコツ機械が別の機械を爆発させたことがきっかけで、ザックが早撃ちのヒントを得る。しかしそこから敵に遭遇しなかったので、早撃ちの真の能力が分からないままボス戦へ突入した。ボスはベルセルクを両断したブーメランと、なんとガーディアンのルシエド。しかもこいつらが異常に強く、素早い上に一撃で600~700ダメージの攻撃を突っ込んでくる。こっちの最大HPはせいぜい1500といったところなので、攻撃が集中するとすぐに死んでしまう。いつも通りにハンディキャノンとミスティック回復戦法を取るが、回復が全然間に合わずに負けてしまった。

敵が強すぎて心が折れたので、さすがに何か取り逃しているんじゃないかと思っていったん塔から出て、辺りを探索してみる。

コートセイムの南東の森に結界のほこらがあり、確かに結界が張ってある。奥はいくつも部屋があるが、誰もいない。なんなんだここは……。魔法で閉ざされているドアもあるが、デュプリケイターは使い切ってしまっているので開けられない。

そういえばバスカー集落でゼファーの風がどうのというイベントがあった気がする。アースガルズを起動したし、徳を積んだ気がするので今こそ何か起こるのではないかと思って、バスカー集落を目指してヤードから逆走を始める。途中のエルゥのほこらにワイヤーフックを使わないと入れない部屋があり、クレストグラフやマジックキャロットを手に入れた。また、サンドリバーの途中に読めない石碑があったのも気になっていたので寄ってみたが、依然として読めないままで何も変わらなかった。ゼファーの導きも得られず、逆走はほとんど無駄足に終わってしまった。

アイテム面での強化は難しそうなので、攻撃力を上げて早期決着を目指す方向で考えてみる。とりあえず敵は闇っぽいので、聖なるリングをザックに装備させる。コートセイムは武器と防具を売っていないので強化が難しい……。次にロディのアームを鍛える。ABMランチャーのATKが安いのでとりあえず金をつぎ込むと、1回で30とか平気で上がり、最終的に140とハンディキャノンのATKを軽く追い越してしまった。しかし命中率は87%でカンスト。まあどうせロックオンはすぐに溜まるし、あまり問題にはならないはず。 ザックがエピタフで覚えた早撃ちはブラスターチャージだった。敵1体に攻撃すると、他の敵にも少しダメージが入るっぽい。気休めかもしれないが、これで2体の敵も一度に相手ができそう。回復役のセシリアは速度が敵より速くないと厳しいので、開幕即クイックを自分に使い、先制できる確率を少しでも上げておく。

そういう戦略でもう一度ボスに挑んだところ、まずABMランチャーの威力を上げたのが効いて、一撃で1000程度のダメージを与えられるようになった。ブラスターチャージはターゲットに600程度、もう1体に100程度なので強いのかよく分からないが、全体攻撃できると精神的に安心するのでとりあえず毎回撃つことにして、ロディとザックで攻撃力が高いルシエドを集中攻撃する。セシリアのクイックも効き、ミスティックが無いときは死にそうなやつをヒールで回復、そうでなければミスティック+ポーションベリーという行動にすることで、死にかけ状態をほぼ回避できるようになった。

頑張って倒したのに、ブーメランはこれでも手加減していたとか言い始める。魔族強すぎない?(n回目)とりあえず魔族が撤退したので宝箱を開けると、ルーンドライブを手に入れた。

マックスウェル氏に事の次第を話す。ルーンドライブは増幅装置の一種であり、彼が持っているもう1枚と合わせれば、アースガルズの真の力を引き出すことができるようになるらしい。これで空が飛べるのか?

何はともあれ、この後ジェーンが渡り鳥一行の歓迎パーティを開いてくれた。そしてパーティの後、ジェーンが話があるといってロディを連れ出す。

ヴォルカノントラップでロディに命を助けられたことを引きずっているらしい。父親が孤児の面倒を見始めて、一気に貯蓄を失いこの辺境の村に流れ着いて、カラミティ・ジェーンとして金策に走らなければならなくなったジェーンの価値観では、この荒れ果てた世界において、優しさは決して成就しない希望を持たせるだけの残酷なものである。ロディが単に優しさで世界を救おうとしていて、その一環としてジェーンを助けたのであれば、そんなものは到底受け入れられない。世界が好きで、好きなものを救うために頑張っている、ただそれだけなのだと言ってほしい、と心中を吐露したジェーンに動かされ、ザックは大切なものを守るという思いに気付き、新しいフォース「ディフェンサー」を覚えた。

と、そこへアルハザードが現れる。ルーンドライブを渡すか、さもなくばこの村を襲撃するという。マックスウェル氏によれば、もう1枚のルーンドライブは結界のほこらに安置してあるという。魔族の襲撃に備え、渡り鳥たちが村を守り、住人は全員ほこらへ避難させるという手はずになった。

しかし、いつまで待っても魔族は村に現れない。そこでハンペンが、この襲撃予告はおとりだったのではないかと気づく。もう1枚のルーンドライブは可能なかぎり安全な場所に置いてあるはずであり、それは村人たちが避難する場所と一致すると考えられる。アルハザードはその場所をあぶり出すためにわざと予告をしたのではないか。

急いで結界のほこらに向かうと、なんと結界が破られていた。部屋に避難している人たちに話を聞くと、村人の中に魔族が紛れ込んでいたらしい。しかしなぜ結界を無視して入ることができたのか。そういえば、セント・セントールでも同じように結界が破られていた……。

謎を残したまま、次回はほこらの探索から。

ワイルドアームズ日記 その9

次はトライピラーなんだろうなぁと思いつつ、めんどくさいのでその辺の海をぐるぐる探検していると、謎のビンを見つけた。どう見てもロリコン船長の手紙ですね。

トライピラー、回復がネックということは、安いヒールベリーを大量に買い込んで突撃すれば、1回の戦闘で死なない限りは安全に探索できるのではないかということに気付いたので、上限まで買い込んだ。

これでもう怖いものはない。

前回の探索のときに、左はザックのワイヤーフックがないと通れない柱があり、右は道中でバレットチャージが落ちていたので、左にザック、右にロディ、中央にセシリアが想定解なんだろうなと思ってその通りに進む。途中に3人乗らないと反応しなさそうなボタンがあり、なんなんだろうなと思ったら、仲間の位置を入れ替えるボタンだった。なるほど、そういうことか。

レベルが上がったせいか、逃げの成功率がかなり高くなっていて、無駄な戦闘をパス出来て前に来た時より格段に楽になっていた。ダメージを受けてもヒールベリーで回復できるという安心感もある。とりあえずザックで最上階まで行くと、謎の置物があった。前に立つと光るので、3人全員が最上階に行けばよさそう。

ザックルートはワイヤーフックとハンペンをうまく使わないと先に進めないようになっていたが、ロディルートとセシリアルートは特にそういう仕掛けはなく、単に上っていくだけだった。まあセシリアは懐中時計とマジックスタッフしかないからいいとして、ロディの爆弾使う仕掛けくらいはあっても良かったのでは……。あ、でもそうすると、先にザックだけで上った後に残りが適合しないと分かったとき、ザックを戻さないといけなくてめんどくさいのか。

セシリアルート(ロディでも行けるがマジックキャロットが落ちてたのでまあセシリアだと思う)には石碑が置いてあった。前回入手した赤いのは邪心だったけど、青いのは善き心らしい。やはりこのトライピラーに青いほうがあり、金色の獣が守っているという。お、これはマジックスタッフの出番か?

全員が最上階に着くと、突然白い光が出てきてみんな1階に戻され、封印されていた扉が開いた。さっそく入ってみると白い宝箱があったが、近づくと案の定戦闘が始まった。

メイジフォックスは素早い上にひたすらブラストを撃ってきてかなり手ごわい。ほぼ確実に先手を取りつつ、1発で全員のHPを400近く削ってくるため、後手に回るとすぐに死にそうになる。セシリアのミスティック+ポーションベリーで回復しつつ、本当にやばそうなときはザックのアクセラレイターも交え、ロディはハンディキャノンをひたすら撃つといういつもの必勝パターン(でも今回は途中で全員HPが400を切った瞬間があって割とやばかった)。最後はまた例によって、ザックのソニックビジョンで2000とかダメージを与えて終了した。

青い良心を入手した。これで巨人のゆりかごにいけば巨人が手に入る!

巨人のゆりかごは、ザックが最初にいたダンジョンを彷彿とさせる、トラップ尽くしのダンジョンだった。トゲと槍と少し考えるパズル。エンカウント率もあまり高くないので快適に進める。

快調に潜っていくと、地下にゴーレムがいた。やったね。しかし渡り鳥一行にはゴーレムを起動するような力はないので、アーデルハイドにいるエマ博士に助力を求めに行くことにした(ルーラがほしい)。前に行ったときは完全に腑抜けていたが、ゴーレムのことを話すと突然元気になってついてきた。

エマ博士の調査によると、このゴーレムはアースガルズという名前らしい。しかしエマ博士の力をもってしても再起動は難しいとのこと。うーん、どうしよう……。そんな中、セシリアが自分の境遇とアースガルズの境遇を重ね合わせて共感を覚え、アースガルズと話し始める。公女としての役割のみを期待され、個人としては捨て置かれているセシリアと、力を求められては起動して戦いに駆り出されるゴーレム。このふたりの思いが通じ合ったのか、アースガルズは世界に平和を取り戻す戦いへと赴くべく、自分の意志で再起動を始めた。

めでたくアースガルズに乗れるようになった。これで浅瀬が渡れるらしい。しかもアースガルズはバリアを張っているため、乗っているときは敵が出ないらしい!これはかなり便利だ。

巨人のゆりかごから東に行くと、要塞と化したフォトスフィアを見つけた。しかしアースガルズの力ではフォトスフィアを壊せない。これを壊せたら即攻め込んで終了なのに……。

さらに浅瀬をたどって南下していくと、コートセイムの村についた。

次回はコートセイム探索から。

ワイルドアームズ日記 その8

ヤードを出る前に少し情報収集する。

巨人ってゴーレムのことかな。何かアイテムを2つ集めるとゴーレムが起動するっぽい。

外に出ると船が待っていた。

すぐそばに面白そうな孤島があったので行ってみる。ヴォルカノントラップというらしい。なんかかっこいい名前だ。しかし中には鍵のかかった扉があり、デュプリケイターでも開かない。残念。

船も万能というわけではなく、白くなっているところは通れない。浅瀬なのかな。しかし浅瀬の中に上陸地点が設置してあり謎……。

セント・セントール付近にもあった謎の物体が、アーデルハイド近海にも浮かんでいた。どうやらビンらしい。拾い上げてみると、なんとデュプリケイターが入っていた。セント・セントールで厳重に保管されていたのは一体なんだったんだ……。

久しぶりにアーデルハイドに帰ってみると、町は結構復興していた。さっき入れなかったヴォルカノントラップは神殿らしい。闇の力の増幅装置があるというのは何かが起こりそうな予感がする。また、内海をずっと東に行くと謎の塔があるらしい。そういえばこの世界って東西は繋がってるのかな。

やり直せばいい、壊れたって!

アーデルハイド城にも魔法で封印されてる扉があったなぁと思って、さっき拾ってデュプリケイターが余っていることだし、とりあえず行ってみる。宝箱が4つあって、クレストグラフ×4と秘伝の書だった。クレストグラフはあちこちで手に入るんだけど、もう目ぼしい魔法はほとんど作ってしまったからあまりいらないんだよなぁ。ボス戦とかに備えてとりあえず全種類魔法を揃えとくといいんだろうか。

城下町の隅に、旅の剣士がいた。秘伝の書を渡せば新しい技を教えてくれるという。どうも即死技らしくかなり物騒な雰囲気があるし、どうせ発動率悪いんでしょ?という感じではある。しばらく町の外で練習しても、一向に技として習得する気配がないので気長に待つことにする。

どこに行けばいいのかよく分からないので、とりあえず北東のあたりに行ってみる。すると巨人のゆりかごがあった。これさっきヤードで聞いたやつか。心をまず手に入れないとダメっぽい。

なんかやばそうな敵が出てきてびびる。でもそんなに強くなかった。

あまり新しい発見がないし、新しいところはどこも浅瀬で覆われていてつまらないので、陸地沿いにどんどん船を進めていったところ、トライピラーという塔にたどり着いた。これがさっきアーデルハイドで聞いたやつか。知性派のハンペンによると、3人バラバラに行動して仕掛けを解いていくものらしい。とりあえずばらけて上に登ってみるが、HPが1000ちょっとしかないのに、敵の1撃で100くらい食らう上、だいたい複数で出現するのでポーションベリーがいくらあっても足りない状態になる。そもそもポーションベリーは買えないのでそんなに消費したくない。これは無理だなと思って攻略は後回しにする。

引き返す途中、見慣れない陸地があったので降りてみると、タウン・ロゼッタという町に着いた。理想の治安の町だとか保安官が言い出してやばさがある。この町は金銭的にはかなり豊かなようだが、思いやりの心とかそういうものが失われつつあるらしい。

人の心が荒んでおり、町のはずれに住んでいるエルゥをみんな嫌って疫病神扱いしているらしい。エルゥが人を病気にするとかはできないと思うんだけどなぁ。ていうかエルゥってどこか違う星に移住したんじゃなかったっけ。まだファルガイアに住んでるやつもいるのか。

町はずれに住んでいるエルゥの少女に話しかけると、開幕速攻で謝られる。しかも話が続かない。なんかオドオドしてるのはかわいいけど、どんだけ卑屈になっているんだ、というかなんでこんなところに住んでいるんだろう。花壇に植えてあった花を見ていると話しかけてきて、その後エルゥをいじめにきたクソガキから守ってやったりして打ち解けた。名前はマリエルというらしい。他のエルゥはみんな移住してしまい、マリエルはファルガイア上で文字通り唯一のエルゥらしい。地上をこんなにしてしまった償いのために残って花を育てているという。自罰意識が強いな……それともエルゥはそれだけのことを過去にやってしまったのだろうか。

しかし自分からファルガイアに残ることを決めたものの、タウン・ロゼッタの人々の仕打ちには閉口しているらしく、あまり積極的には関わりたくないらしい。町長の病気も治し方は知っているが、わざと教えていないのだという。気持ちは分かるけど、これはすれ違いすぎてお互いに不幸になってるやつだ……。渡り鳥と公女のパーティはそのへん柔軟性が異様に高いので、マリエルを説得して町長の病気を治してみんなを見返してやろうと説得し、薬の材料を取りに行くことになった。

仙草アルニムというのがその名前らしい。ちょっと待って、アルニムってシンフォギアGXイザークが流行り病を治療するために採りに行ってたやつじゃん。で、イザークは流行り病を治した「奇跡」が原因で火あぶりにされたじゃん。同じPSのRPGということで、ドラクエ7レブレサックも頭をよぎる。嫌な予感しかしない。これはまずいですよ!!!

不安しかないしマリエルを止めたい気分になってきたが、イベントを進めないとどうしようもないので南の森にアルニムを取りに行く。ダンジョンかと思ったら普通の安全地帯で、アルニムはすぐに見つかった。

一旦蹴散らしたクソガキがまたマリエルをいじめに来たが、ロディがかばう。マリエル大丈夫だよな……。

町に戻り、町長にアルニムをあげると、町の人のマリエルに対する評価がほんの少しだけ軟化した。こ、これはグッドエンディングルートに入ったのか?マリエルももうちょっと頑張れそうと言ってくれたので、あとは彼らの関係がちょっとでも良くなることを祈る。

一安心して町を出ようとすると、カラミティ・ジェーンが待っていた。どうもさっき入れなかったヴォルカノントラップの攻略を手助けしてくれるらしい。しかもガーディアンブレードが中にあるという。これは行かなければ!

ジェーンを連れてヴォルカノントラップに行くと、おもむろに巨大な爆弾を取り出し、開かない扉を爆破した。なんだそれ、完全に力技かよ!

ロディが新しいアーム「ABMランチャー」を入手。ABMってなんだ。敵グループに攻撃できるようだが、このダンジョンは敵がでかく、1グループ1体のやつばっかりなので今ひとつ威力が分からない。しかも強化しまくってATKが70になったハンディキャノンと比べると、攻撃力も見劣りする。まあパワーアップすれば使えるようになるかなぁ。

攻略しつつ敵と戦っていると、ザックがついにソウルブレイカーを覚えた。しかし即死系の宿命で、MP消費が激しい割に外すとしょぼいので使いづらそう。秘伝の書でMP4くらいまで下げられればまだ使い道あるかも。

ジェーンは途中で見つけた宝物庫を漁ると行って途中で分かれた。渡り鳥組は別の階段から地下へ。するとなんか壁から音がする。

あっバカゼットだ!!!以前に戦って負けたのを根に持ってリベンジに来たらしい。しかし強さはほとんど変わっていないようで、前回よりもレベルアップしているザックがたまに先制できることすらあるレベルだった。戦略は例によって、セシリアとザックで適宜回復しつつハンディキャノン連射。バカゼットは一度に1人しか攻撃してこないので、回復はかなり楽で良い。

さくっとゼットを倒して奥に行くと、ベルセルクが待ち構えていた。どうもガーディアンブレードがあるという噂自体が嘘で、まんまとおびき出されてしまったらしい。ガーディアンブレードは1000年も前に暴走し、周りの物を見境なく破壊した挙句自分自身も砕けてしまったので存在しない。そういえばそんなことをヤードにいる犬猫が言っていたような……。しかもベルセルクが立っているところは闇の力増幅装置の上らしく、この装置でパワーアップして渡り鳥一行を倒すという用意周到な計略を立てている。ピンチ!

と思ったら、ベルセルクに一旦集まった闇の力が抜けていく。どうやら宝物庫にいるカラミティ・ジェーンが、増幅装置のコアである水晶片っ端から破壊しているらしい。ラッキー。素のベルセルクはゼットより弱く、ハンディキャノンを撃ちまくってからソニックビジョンを使ったところ、またクリティカルで2500とかダメージを叩き出して倒した。もしかしてソニックビジョンってそういう技なのかな。

奥には「赤い邪心」があった。これが巨人の起動に必要なやつか。ということは次は巨人を目覚めさせるのが目的っぽいな。

ベルセルクは一応生きてはいたが、謎の声に対してフォトスフィア(シンフォギアで見た!!でもかなり概念が違う)に連れていけと命じたところ、両断されて死んでしまった。えっ。確かにベルセルクは小物感漂ってたけど、仮にも四天王の一角なのに……。魔族社会厳しくない?そいつのせいなのか、神殿全体が崩れ始めたのでカラミティ・ジェーンと一緒に逃げる。出口でジェーンが財宝を落として、拾おうとしたところに岩が落ちてきたのを助けると、財宝が潰れてしまったと文句を言ったあとにお礼を言われた。

名言である。

ベルセルクを殺したのはブーメランという魔族らしい。魔族殺しで知られており、かなり忌み嫌われているようだが、マザーは頭がおかしいので躊躇なくこいつを使い、渡り鳥一行を始末しようとしている。そして有能ジークフリートが、絶対領界ソルデリーターを起動してフォトスフィアを防御する。なんかすごいことになって、手出しできなそうな雰囲気になってしまった。

次回は青の邪心を入手……できるといいですね。どこに行けばいいんだろう。

高垣彩陽3rdコンサート "individual"

シンフォギアライブ以来、他のライブにも行ってみたいと思っていたので、高垣彩陽の3rdコンサート"individual" を見てきた。予習として、去年発売された同名のアルバムを2週間くらい前から聞いていた。

高垣彩陽はやはり歌唱力がすごい。ほとんどCDで聞くのと同じような声で、バラードからポップス、はてはオペラのような声楽調の曲までしっかりとこなしており、さすがプロという印象だった。

ペンライトはみんなピンクを振っており、シンフォギアでしか高垣彩陽を見たことがなかった(クリスは赤だし、ピンクは調とかぶる)ので新鮮だった。また、曲によってはペンライトをまったく振らないこともあって、大人しめな印象がある。

Rebirth-dayとNext Destinationはシンフォギア曲という言及こそなかったものの、多くの人が立っていたし、赤いペンライトを振っている人も割といて、シンフォギアでなくても盛り上がれる熱い曲なんだなぁと思った。特にNext Destinationはバンドの編成の都合なのか少しアレンジされており、Bメロからサビへの移行で溜める感じにしてからブレイクするのではなく、ずっとテンション高く音が鳴っていて、シンフォギアのEDで聞くよりもずっと希望にあふれた歌のように聞こえて面白かった。

そういえばこの2曲はシンフォギアライブで見たときに、妙にクネクネした振り付けが気になっていて、高垣彩陽の曲ってみんなこうなんだと思っていたけど、実際のところ他の曲は普通だった。シンフォギア曲だけ特殊っぽい。その振り付けも、今回のライブだと曲や演出とぴったりマッチしてグルーヴ感を出しており、これが真の姿だったのか……という感銘があった。

アルバムで聞いて好きだった「愛の陽」と「風になる」も生で聞けて良かった。迫力が違うし、ペンライト振ってると楽しいし……。ところでライブで聞いて「愛の陽」ってシンフォギアっぽいなと気づいたんだけど、今作曲者を確認したらEval Callだった。通りで似ているし好きになるわけだ。

次回のライブもぜひ行ってみたい。