ワイルドアームズ日記 その14

セシリアがアーデルハイドを強く思い浮かべたことで、渡り鳥一行は無事に次元のはざまから脱出し、アーデルハイド近くの空き地に転送された。しかし、腕を切断したロディは、人間ではなく機械の体を持っていることが他の2人にもバレてしまう。というか、ロディ本人ですらその事実を知らなかったらしく、ショックを受けている。とにかく早く傷の手当てをしないといけないということで、エマ博士のところへ連れていくことになった。

一方ジークフリードは、内海に沈没したフォトスフィアの中に転送された。そこで待っていたのは異形と化したマザーで(もともと異形みたいなもんだが)、ジークフリードを食べてしまう。

エマ博士によると、ロディの体は古代技術によって作られており、人間の力ではどうしようもないという。そこで、タウン・ロゼッタにいるマリエルなら何か分かるのではないかということになり、話を聞きに行った。すると、ロディの体は1000年前にヒトとエルゥが編み出した禁忌の技術「命ある金属」によって作られているという事実が明かされた。技術の詳細は教えてくれなかったが、どうもこの技術を編み出したことの罪滅ぼしとしてマリエルは地上に残っていたらしい。当然ながら、ファルガイアにはこの技術を知っている者はおらず、左腕を治すことは絶望的だと思われたが、大戦の後にエルゥが移り住んだ浮島「エルゥ界」であれば可能性があるという。

マリエルがアルニムを育てていた聖森の塚の奥に、謎の装置があった。マリエルによればこれはエルゥ界とファルガイアを繋ぐゲートらしい……という話をしていたら、マリエルが突然腕を切った。ゲートを起動させるためにはエルゥの命が必要なので、優しさや勇気を教えてくれたロディたちのために、今度はマリエルが身を挺して救おうとしてくれている。そしてゲートは起動し、4人はエルゥ界へ……。

マリエルはこのまま死んでしまうのかと危惧したが、なんとか生きていてくれた。エルゥ界の方の塚を出るときに他のエルゥに見つかり、罪人の妹として追い返されそうになったものの、このまま返すと人間にゲートを見つかる危険があるということで、長老フルカネルリの判断を仰ぐため、町に連れてこられた。

フルカネルリの話によれば、ロディを初めとするホムンクルスはヒトとエルゥが1000年前の大戦時に作り出した人造兵器で、心をもつためにARMとのシンクロも可能という触れ込みであったらしい。しかし、強力すぎたホムンクルスは作り主の思惑を離れて殺戮兵器と化し、手に負えなくなったため封印されてしまった。その一つがロディなのだという。ところが、ロディはゼペット爺さんとの交流を通して優しい心を手に入れ、殺戮兵器として目覚めることはなく、それどころか世界を守るという使命に目覚めた。それを聞いたフルカネルリは少し態度を軟化させたものの、1000年の時は長く、既に当時の技術も失われてしまっている。マリエルがガーディアンブレードを使うことを提案したが、ヤードなどで聞いた通り、ガーディアンブレードはその制御不能なまでに強大な力でファルガイアを不毛の地と化した武器であり、しかも砕け散ってしまっているため、どうしようもない。

それでもマリエルは諦めず、暴走したガーディアンブレードを作った咎で幽閉されている、兄のバシムに頼みに行こうという。ガーディアンブレードの再生に成功するなどは奇跡に近いことだが、マリエルは奇跡は自分の手で起こしてこそ意味があるという。それは、絶対に、絶対です!

フルカネルリも真の奇跡など信じてはいないが、ファルガイアのガーディアンたる「人間」であれば「奇跡」を起こせるのではないかと期待している様子である。さらっと重要な情報が明かされたがそれはさておき、努力の果てに奇跡とも思える結果をつかみ取るという精神はシンフォギアに通じるものがある。奇跡じゃなければ、愛、ですね……。

町中で聞き込みすると、どうやらバシムのところへ行くにはフォレストプリズンという迷いの森を通らなければいけないらしい。しかもなぜか、生命のガーディアンが迷い込んで出れなくなっているという。おい……。建物の中にいる老人の1人から「たましいの鍵」をもらい、これでガーディアンを助け出してくれと頼まれた。

また、エルゥのほこらによる転送装置は、普通に使っている分には問題ないが、強い衝撃を与えたりすると壊れてどこか見知らぬ場所へ転送される恐れがあるらしい。なんだそれ、怖いな……。

フォレストプリズンの入り口には猿がいて、迷わないためのコツを教えてもらった。片手を壁につけて歩けばいいらしい。そのタイプの迷路なのか……と思って左手を壁に付けて歩いていると、途中で木に阻まれて続行不可能になった。だめじゃん……。仕方ないので猿の行ったことは無視して適当に歩き回っていると、大きい宝箱があったので、たましいの鍵で開けてみる。すると中から生命のガーディアン、オードリュークが出てきて、奥の泉まで走っていった。追いかけるとそのままプレートになった。

普通に歩き回っているだけでフォレストプリズンを抜けて、バシムの工房にたどり着くことができた。バシム曰く、確かにガーディアンブレードを使ってロディの左腕を修復することは可能だが、ガーディアンブレードはあまりにも危険なため、バシムは再び打つつもりはないという。しかし、打ってほしいのは武器ではなく生命であるというマリエルの説得に心を動かされたのか、材料さえあればと承諾してくれた。生命の宿った金属を作るためには「生命」と「魔」のガーディアンの力が必要で、「魔」のガーディアンは「デ・レ・メタリカ」という魔導書に宿っているという。そういえば封印図書館の奥にそういう名前の本があって、強力な封印で読めなくなってたな……。

ゲートを通ってファルガイアへ戻り、封印図書館の奥で本棚を調べると、今まで開きすらしなかったデ・レ・メタリカがひとりでに開き、ザックとセシリアを中へ吸い込んだ。中はいつもより難しい謎解き満載のダンジョンで、ネクロノミコンという不穏な名前のモンスターがザコとして出てくる。途中の宝箱の謎解きは30分程度考えても答えが分からず、結局攻略サイトを見てしまった……。

最奥には「魔」のガーディアン、ドラス・ドラムが待っていて、珍しくボス戦をしないで仲間になった。

バシムの工房へ引き返し、ロディの左腕を打ってもらう。移植手術は成功したものの、ロディが心を閉ざしてしまっており、過去のゼペット爺さんとの思い出に浸りきって、目を覚ます気配がない。看病するセシリアが近くで眠り込んでしまうと、ロディの夢の中に入り込んで、ロディの過去を追体験することになった……と思うと、ロディを取り込もうとしている夢魔が姿を現した!

こちらはセシリア1人しかいないので回復が不安だったものの、エリザベートは呪文主体で攻撃してくるので、プロテクトで魔法防御を上げた後、ひたすらセイントを打ち込むという方針でうまくいった。また、ミスティックでフォースを使わずに済むので、ハイ・マテリアルを使って強力な攻撃を打ち込むという戦略が使えた。というかハイ・マテリアル普通に強いし、回復はヒール・プラスとハイ・ヒールに任せてセシリアも攻撃用にフォース溜めたほうがよさそうな気がしてきた。

エリザベートとの闘いと、ロディの過去の記憶を通して、セシリアが真の愛とは何かに気付いた。愛されるには、まず自分が何かを愛さなくてはならない。そして、愛するからこそ命をかけてファルガイアを守れるという理由。この真実にたどりつき、愛のガーディアン、ラフティーナの力を手にした。

目覚めたロディも、機械の体を受け入れ、さらに機械であることを利用した戦いができるというバシムからの言葉にヒントを得て、新しいフォース「ブーストアタック」を覚えた。これでボス戦も楽になるかな?

次回はファルガイアに戻って、プロトウイングを手に入れるところから。

ワイルドアームズ日記 その13

デモンズラボ攻略。

途中でエレベーターに乗ったら斜め視点になった。操作できないけどすごい。そのまま奥を探索していったら、新しいARM「ナパームフレア」を手に入れた。グループ攻撃だけど命中率がプリズムレーザーよりも低いので、実質劣化版プリズムレーザーかなぁと思っていたものの、攻撃力は高いので強化すれば使えそう(でもこの後の試し打ちで70%を3連続外した)。

ドアロックを解除するためにパスワードが必要なので、制御室にいる魔族を殴ってコンピュータに記録されているデータを読む。どうも、魔族はダークネスティアというアイテムを開発して対ガーディアン用の兵器としているらしい。なみだのかけらの反対ですね。また、魔族は既にアースガルズ以外のゴーレムを手中に収めているものの、起動中にそのうちの1体バルバトスが暴走し、辺境の砂漠に放棄したという。こいつも入手できるのかな。普通に倒すイベントになりそうだな。

パスワードは「ミヨイ・タミアラ」。なんか聞いたことない名前だけど、元ネタがあるんだろうか。

奥に進むと謎の動力炉が稼働しており、涙のかけらが共鳴しはじめた。ダークネスティアは涙のかけらを元にして作ったイミテーションだから当然だ、という言葉とともにレディ・ハーケンが現れて戦闘に突入したが、以前とあまり強さは変わらない。いや、こっちも強くなってるはずなので、見た目に変わらないってことは向こうも強くなってるのか?そういえば改めて裏OPムービーを見直したところ、アークティカのフェンリルナイツの1人、エルミナも「斬り姫」と呼ばれており、最後にアルハザードと戦うところ以降消息が分からないので、ほぼ間違いなく同一人物だと思う。そのエルミナに助けられ、世界にアークティカで何が起きたかを知らせに行ったギャレットも、エルミナに勇気とは何かを説かれていて、ひたすらに復讐のための強さと勇気を求めるザックと結構重なるところがある。

戦闘終了後、ザックがレディ・ハーケンの技を盗んで「マグナムファング」を覚えた。色々と怪しいところがあるが、ザックは時が来たら話すので、今は聞かないでくれという。レディ・ハーケンとダークネスティアは突然現れたアルハザードに回収されてしまった。

残っていた端末には「カ・ディンギル」の情報があった。これが!あの!シンフォギア世界でゲームの攻略サイトしか引っかからなかったという!

デモンズラボを滅ぼしても特に次のイベントへのポインタは示されなかったので、世界各地を歩き回る。宇宙から来たガーディアンが大きい穴の中にいるかもしれないという情報を得たので、そういえばフォトスフィア跡地ってどうなってるんだろうと思って行ってみると、ガーディアンの1柱リグドブライトがいた。

さらにコートセイムに行って子供たちの話を聞くと、北東の海に何か光るものが落ちてきて、巫女と戦士を待っているという声が聞こえたという。一瞬フォトスフィアのことを言っているのかと思ったが、そもそも位置が違うし、声がしたという情報はいかにもガーディアンっぽいので行ってみる。すると上陸可能地形だけで構成された島があり、中に入るとソラス・エムスが待っていた。これでガーディアン8体を集めたことになるので何か起きるのかなと思い、バスカー集落のピラミッドに行ってみたけど、まだゼファーは応えてくれなかった。

バスカー集落で更に聞き込みを続けると、聖域と呼ばれる場所に、3柱の重要なガーディアン、ガーディアンロードが祀ってあるという情報を得た。で、それはどこなんだよ。場所が分からないのに信仰を得られるのだろうか……。本当に場所に関しては全然情報が得られないので、仕方なく外海をさまよっていると、ワンダリングアイルという洞窟を見つけた。これ、アーデルハイドで言ってたやつか。中にいる人に話を聞くと、この先に聖域があるものの、浅瀬を渡れないと到達できないらしい。あっ、それアースガルズの出番ですね!

巨人のオカリナを使って、なんなく浅瀬を踏破して聖域へ……と思ったら、名前が「堕ちたサンクチュアリ」?なんかダメっぽい雰囲気が漂っている……。中に入ると、一発ネタかと思われたマジックポットを使って火を消す仕組みがあった(が、そもそもなんで火が燃えているのか分からず必然性は薄い)。壁には謎のプレートが張ってあり、それによると、ここにはかつてガーディアンロードが祀られていたものの、既に力は失われてしまったという。このプレートは誰が書いたんだろう。

途中で普段より難しい仕掛け(押せる石像を爆破しないといけない&ヒントが曖昧)にちょっと手こずったものの、最奥まで到達すると、ブーメランとルシエドが登場して戦いになった。魔族はいつもダンジョンの奥地に先手を打って到達しているな……。前回戦ったときの苦い思い出があるので警戒していたものの、先にルシエドを袋叩きにするというパターンでなんなく勝利。今回はハイ・シールドで全員の防御力をいっぺんに上げられたのもよかった。ブーメランはマザーやアルハザードにボロクソ言われていたので大したことない小物かと思っていたら、どうもひたすら強い敵を求めて戦っているらしく、石像と化したガーディアンロードも、渡り鳥一行をさらに強くする礎になるならとあっさり譲ってくれた。まあ確かに、こういう思想はジークフリードを筆頭とする魔族側の思惑には一致しなさそう……。

ガーディアンロードの残留思念により、セシリアがハイ・マテリアルを習得した。でもセシリアは基本回復役なのでミスティック連発することが多く、フォースが3も溜まった上で攻撃に転じるチャンスが得られるかはちょっと怪しい。ガーディアンロード曰く、人の心が弱くなっており、愛、勇気、希望といったものを信じられなくなってきたため、ガーディアンロードたちも弱まり、ひいてはファルガイアの荒廃をもたらしているのだという。

聖域の外に出ると、また空が割れ、渡り鳥一行を次元のはざまへ引きずり込んだ。そしてザコ敵との戦闘。ザコと思っていたら、開幕即スリープを撃ってきて全員眠り、さらにスロウダウンやらスリープ重ね掛けやらでいったいどうするんだという状態になった。このままずっと呪文唱え続けるんなら完全にハマりじゃないか……と思っていたら、MPが切れたのか通常攻撃に移り、150くらいのダメージを与えるようになった。そんなことをしていたらザックが目覚めて、ちょうどフォースも溜まっていたので、マテリアルでイオニ・バウアーを発動させて殲滅した。死ぬかと思った。

デモンズゲート内に取り込まれると、中でお茶の間のアイドル、ザックにまた遭遇した。また戦闘かと思いきや、床落としとか(ワイヤーフックをザックに刺して渡った)、電流床とか(ローラーダッシュで渡った)、何を入力しても開くパスワード扉とか、雑なトラップに引っ掛けてくる。こいつほんとポンコツだな……。

唯一敵っぽい行動として、ゴーレムの1体であるディアブロをけしかけてきた。こいつは基本的に全体攻撃で500くらいダメージをコンスタントに与えてくるものの、セシリアの回復が間に合わないほどではない。いざとなったらポーションベリーもあるしね。それに加えて、フォースの増加率が上がる装備をザックに付けたところ、ソニックビジョンがバンバン打てるようになったのと、ハイパー+マグナムファングで4500程度のダメージを出せるようになったので、割とさっくり倒すことができた。

最奥にたどり着くとジークフリードがいて、デモンズゲートを止めるべく戦闘に突入した。こいつは単体攻撃ばっかりしてくるので、さっきのディアブロよりある意味戦いやすい。高効率なダメージ源を手に入れた今となっては、素早い敵の状態異常か高ダメージ以外はそんなに怖くない。

進退窮まったジークフリードは、デモンズゲートの出力を限界突破させ、疑似ブラックホールに全員を引きずり込むという、生きるか死ぬかの賭けに出た。ロディが止めようとするものの、ミスリル製のフックを左腕に刺されて動きを止められ、一緒に引きずり込まれそうになる。が、そのとき、ロディは自分の左腕を切断してジークフリードだけを疑似ブラックホールに吸い込ませた!しかしブラックホールの拡大は止まらず、結局渡り鳥一行も吸い込まれることになってしまった。

次回は次元のはざまを脱出するところから。本来は1日のプレイ内容だけど、長いといっぺんに書くのが面倒くさい。

開発合宿@伊東+mikutter超会議

せっかくゴールデンウイークだしどっか行こうという同僚の呼びかけにより、静岡県の伊東で2泊3日の開発合宿をした。宿は開発合宿プランがあることで有名な山喜旅館。

自分はmikutterのDM表示をTLと同じ、MiraclePainterを使った描画に切り替えるという作業をしていた(未来からこの記事を読んでいる人のために書いておくと、mikutterのDM表示は単にListViewのカラムに本文をぶち込んでるだけで、時刻やリンクが表示されない時代があった)。そもそもこの機能自体は2年くらい前からほしいほしいと言っていたがめんどくさそうなので放置していたのだけど、つついさん(@tsutsuii)と思しき人からAmazonギフトが定期的に届くという現実があり、さすがに申し訳ないので、いい機会だし時間を溶かそうと思って着手する事にした。

mikutterのGUIコードは少なくとも2回の大改修を経ている上、Pluggaloidとmethod_missingを活用した超疎結合アーキテクチャになっていて、隅々まで理解しようと思うと、あっと言う間に時間が溶けていく。平たく言えば、オブジェクトどうしの関連がめちゃくちゃ追いづらい。まあRubyコード一般にも言えるといえばそうだけど……。しかも普通のRubyコードにはない性質として、ちょっと間違えたことを書くとすぐにSEGVして落ちるので精神力がどんどん削られていく。

技術的な話は夏に出る薄い本に書くとして、初日15時~と2日目9時~でほぼ全ての時間を解析と実装テストとアニソン三昧に費やした結果、とりあえず汎用的な形でDMはMiraclePainterにより描画されるようになったので、成果としてはまずまずだと思う。アニソン三昧には逆光のフリューゲルとDIVER#2100をリクエストしたけど、どちらも採用されなかった。まあExterminateは聞けたのでよしとする。

宿の人におすすめしてもらった、魚楽亭という店で食べた金目鯛の煮付けがすごくおいしかった。写真撮るの忘れたけど、カサゴのから揚げも一緒に注文しており、これもパリパリでおいしかった。


開発合宿中、MiraclePainterどうなってるんだ全然わからんとかTwitterで言っていたところ、@toshi_aさんに捕捉され、合宿が終わってから京都に行ってmikutter超会議を開くことになった。mikutterはGtk::ListViewのセルレンダラをRuby側でオーバーライドすることで高速な描画を実現していて、そこがCのインターフェースをそのままRubyに持ってきたような設計になっており、ただでさえ魔界なのだが、そもそもRubyGTKはこのような用途を想定していないっぽく(mikutter以外でRubyGTKそんなことやってるRubyアプリケーションないのでは?)、ちょっと間違えると普通にSEGVして落ちるのは仕方ないらしい。超会議では主にMiraclePainterで色々なものを表示させる話をしつつ、つついさんと室長(@brsywe)にMiraclePainter版DMのデモを見せたり、京都銀行攻撃(https://twitter.com/shijin_cmpb/status/30613662058151936をRTしたりURL引用したりするとクライアントによってはTLが埋まる)で遊んだりしていた。

夜はとしぁ家に泊めてもらった。MiraclePainter版DMの改良をする予定だったけど、mikutterって設計甘いところ多いよねーみたいな話から、実はcall/cc使ってるところがあるという話になり、やってることを見たらいかにも競プロっぽい感じの問題で、簡単に脱call/ccできそうだったので、30分くらいがんばったら実装できた。ところでRubyでcall/cc使わないほうがいいみたいな話ってどっかで読んだ記憶があるんだけどなんだっけ。知ってる人教えてください。

そんな感じで、本当に久しぶりにmikutterのコードをいじったGWでした。楽しかった。

ワイルドアームズ日記 その12

タウン・ロゼッタ沿岸の渦に近づくと、セシリアの涙のかけらが光りはじめ、渡り鳥一行を渦の中の神殿に導いた。

神殿を歩き回っていると、マジックポットという見た目そのまんまなアイテムが出てきた。無限に水が出てきて、邪魔な火を消せるらしい。ドラクエ3の渇きの壺の逆パターンですね。というか、懐中時計とかローラーダッシュとかもそうだけど、こういう一発ネタグッズ多くないか……。

神殿の最奥には海のガーディアン、ルカーディアがいた。弱ってないガーディアンは珍しい。ルカーディアがガーディアン界の現状を語ってくれたところによると、弱くなってきたガーディアンはお互いに因果を結び合うことで力を維持しており、エルゥのほこらがその要となっているらしい。そして、このネットワークがレイ・ライン!シンフォギアでは霊脈がどうのとか言っていたので霊ラインかと思っていたけど、エルゥのほこらは光で物質を転送しているし、やっぱりRay Lineでいいのかな。まさかワイルドアームズをプレイして更に分からなくなるとは思わなかった。

ルカーディアとの会話を楽しんでいると、レディ・ハーケンが登場。どうもザックの早撃ちと自分の技が似ていることが気になっているらしい。ボスとしてはそんなに強くなく、200ダメージ強の全体攻撃を撃ってくるだけなので、回復は適当にヒールしてるだけで間に合う。

戦闘が終わった後も体が動かないとか言い出して、なんか挙動が怪しい。技が似ているという点はザックから見ても同意見らしく、あまりにも似ていて見ただけで技が真似できると言い出し、早撃ちのヒントを得た。しかしレディ・ハーケン、本当は人間という展開にしか見えないなぁ。タイトル画面を放置した後に流れてた、アークティカ滅亡のムービーに出てきた姉御肌の騎士となんか言動が似ているし……。

ルカーディアは破壊されず、無事に仲間になった。そして渦潮が消えたので、外海に出られるようになった。少し進むとボトルが浮いており、調べてみると南に闘技場があると書いてある。つか看板の代わりにボトルを使うのか、なるほど。

とりあえず南の島に上陸してみると、はぐれギルドというよく分からん土地があった。魔法の薬の実験とか怪しげなことをやっている人がいる(飲むと苦い味が広がるとかいいつつHPとMPが全回復した)。その向こうにいる人に話しかけたら、魔法を研究し続けて高等魔法を手に入れたので、次はアーデルハイドで研究するとか言い残してテレポートしてしまった。ちょっと、その魔法欲しいんだけど!

と言ってたら、なんと高等魔法を習得させてくれる人がおり、そこでテレポートの魔法をゲットした!これでついに世界を自由に移動できる!!高等魔法は結構使えそうなものが多いが、パルプンテみたいなよく分からん魔法もある。クレストグラフは余りまくっているが、いらん魔法を持ってても選ぶときにめんどくさくなるだけなのが分かってきたので適当に解体しつつ、欲しい魔法を一通り作る。

島をさらに西に横切ると闘技場があった。ぺグッチってどこかで聞いた名前だと思ったけど、蜃気楼の庭園に挑んだ渡り鳥か。こんなところでモンスター闘技場を開き、人とモンスターが戦うところを観戦するというイカれた趣味をしているらしい。

この闘技場は古代の神殿の上に建てられており、時折モンスターさえもすくみ上がるような唸り声が聞こえてくるらしい。ラギュ・オ・ラギュラだって倒せると言ってる人もいるし、ここが裏ダンジョンで間違いないですね……(シンフォギアの影響でラギュ・オ・ラギュラが裏ボスであるということは知っている)。 闘技場で試しに戦ってみたところ、メデイアという敵が出てきた。通常攻撃は大したことない(それでも300くらいは食らう)が、3ターンに1回「人体実験」というやばい技を使ってきて、1600程度のダメージ+ランダム状態異常が付く。というか、ダメージで即死してるので状態異常が意味を成していない。リヴァイブを持っているセシリアが最初に倒されて萎えたので、とりあえずぶん殴るだけぶん殴っとくかと思って回復そっちのけでメテオドライブとABMランチャーを叩き込みまくったところ、2回目の人体実験でザックが死んだものの、なんとか勝つことができた。勝ち抜けの景品としてヒールベリー10個とラッキーカードという、微妙なうれしさのアイテムをもらった。

外海を漂っていると、ミラーマの北西にデモンズラボという謎の建物があった。入ってみると突然、レディ・ハーケンが悩んでいるイベントが始まった。彼女には過去の記憶がなく、しかもアルハザードの言動からすると意識と言動が別になっているっぽい。拒絶反応という言葉からすると、人間の意識を魔族の体に入れたという感じなんだろうか……。気になるけど、今日はこれ以上ダンジョンを攻略する気はないので外海を放浪する旅に戻る。

はぐれギルドにいた魔法使いがアーデルハイドに行くと言っていたので、たまには戻ってみるかと思いテレポートする(ちなみに海の上ではテレポートできないっぽくて微妙に不便)。街中を走り回っていると、東の外海にゼペット爺さんのアトリエがあるという情報と、場所は不明なものの、浮島の渓谷ワンダリングアイルという場所の情報を手に入れた。魔法使いは見つからなかった。

テレポートすると船がくっついてくるという便利機能があるので、コートセイムにテレポートしてから船でゼペット爺さんのアトリエと思しき場所へ向かってみる。アイテムがたくさんあるかと思いきや部屋の中はほとんど何もなく、ただ本棚に日記があるのと、机の上にアイテムが置いてあるだけだった。日記によると、ゼペット爺さんは遺跡の奥で1000年前の大戦時に作られたホムンクルスの子供を見つけ、一緒に旅をしていたらしい。その子供は、兵器として作られたにも関わらず、心を通わせないと使うことのできないアームを難なく使いこなしているという。これってもしかして、もしかしなくてもロディのことなのでは……。だんだんと色々な真実が明らかになってきて、終盤という感じがする。

机の上にあった「巨人のオカリナ」は、使うとその場にアースガルズがやってくるというこれまた優れもの。これでどうやって渡るか分からなかった浅瀬も渡ることができる!さっそくアースガルズを呼んで近くの浅瀬を渡ってみると、ポーションベリーと強い武器防具を売っている店があった。これでボス戦も怖くない!

次回はデモンズラボ攻略から。

やなぎなぎライブ "Follow Your Tracks"

友人に誘われてチケットをもらったので、やなぎなぎのライブ "Follow Your Tracks" に行ってきた。そもそもライブの話を聞くまでやなぎなぎが誰かということすら知らなかったのだが、「君の知らない物語」のボーカルの人らしい。あの少しハスキーな声は確かに好きな部類なので、チケットあるなら試しに行ってみようかなという気持ちで参加した。一応予習としてアルバムも聞いておこうと思ったのだが、今回のライブのベースとなるであろうアルバム "Follow My Tracks" は発売が4/20と遅く、しかもiTunes Storeで買えなかったため、面倒になって聞くのを諦めてしまった。

今回は1階の立見席で、ステージがとても近い。ステージ上の人が何をしているのか、動きも表情もはっきりと見て取れるという状況は今まで経験したことがなかったが、これはかなり臨場感があって楽しい。臨場感というか、実際にその場にいるんだけど、やはり遠くから見るのとは空気が全然違う。

ライブは楽しい。曲に合わせてペンライトを振るという行為そのものが楽しい。ただ、今回のライブの曲は今ひとつ自分の好みに合っていない気がして、完全にはノリ切れなかったように思う。これはライブだからどう、予習しなかったからどうという問題ではなく、完全に音楽の好みの問題なのでどうしようもなさそう。自分は分かりやすくポップかつアッパーな曲か、やくしまるえつこのようにひたすら気だるげな声で歌っているような、突き抜けた感じの曲が好きなんだなと思った。まあ、シンフォギアライブや高垣彩陽ライブで感じたようなカタルシスは簡単に得られるものではなく、単にこれまで運が良かっただけなのかもしれない。

そういえば、曲に合わせて歌詞のタイポグラフィを出すというタイプのMVは大嫌いだったのだが、今回のライブでバックスクリーンに同じような演出が出たときは嫌などころか、むしろ演出としてぴったり当てはまっているように感じた。嫌いな理由は、言葉による表現である歌詞をそのまま文字にして見せるという行為が安直なうえ、歌詞を歌い上げるという行為とかなりの部分が重複しており、動画という、歌詞の「意味」を言葉ではない手段で伝えるせっかくの機会を完全に無駄にしていると感じるからなのだが、ライブだと大丈夫なのは、歌っている歌手本人が見えており、非言語の表現が既にそこに存在しているからなのかもしれない。あるいは、単に初めて聞く曲だからかもしれない。どちらにせよ、この件はもう少しちゃんと考える価値がありそうだと思う。

ワイルドアームズ日記 その11

結界のほこらを探索していたら犬がいたので話しかけたところ、突然モンスターになった。ボスっぽい音楽なので警戒していたが、基本的に単体攻撃しかしてこないので、セシリアがヒールしながらABMランチャーとメテオドライブをぶち込むだけで勝った。しかし本当にモンスターが化けているんだなぁ。

魔族が結界を破る方法を見つけてしまったのではないかと語るシスターの話を聞き、ハンペンがセント・セントールとの類似性に気付いた。そういえばセント・セントールではハンペンを体に密着させてやると結界をすり抜けられた……。と、そこでアルハザードが念話でネタばらししてきた。律儀な奴だ。魔族は誘拐した人間にモンスターの種を植え付け、結界内で発芽するように細工することでセント・セントールと結界のほこらを破ったらしい。しかも、そもそも魔族は体が機械でできていること以外は人間にかなり近く、結界に妨害されるということはないらしい。なんだと……。

封印されている宝箱があった部屋に行くと、扉を守っている青年がおかしくなっており、魔物になってしまった。申し訳ないがさくっと倒し、奥に進むとアルハザードが登場した。しかし攻撃力が異様に低く、全体攻撃があるものの1撃で150前後とザコ敵レベルの弱さなので、難なく撃破できた。やはり手加減していたのか、倒した後は余裕しゃくしゃくという様子で、この力がジークフリードの計画に役立つだろう、と意味深なセリフとともに、フォトスフィアに来いというメッセージを残して消えてしまった。

ルーンドライブを使ってアースガルズをパワーアップしてもらうため、コートセイムに戻る。辛いことは頑張ってもへっちゃらにはならないという、ちょっと弱気なセリフ。そして、優しい人や子供たちから先に死んでいく、この残酷な世界を守る意味があるのかというジェーンの問い。やっぱりここはワイルドアームズの世界であって、シンフォギアの世界じゃないんだ……(当たり前)。

マックスウェル氏がアースガルズに対消滅バリアという物騒な名前の機能を追加した。バリアエネルギーの対流に触れたものを塵まで分解するという代物らしいが、とりあえずそれって対消滅ではなくない?まあヤバい機能なのには変わりがないけど。それにしても、飛行機能を付けてもらえると思っていたので少し残念。 アースガルズを連れてフォトスフィアへ行ってみる。触れたものを一瞬で分解する、これまた強力なバリアが張られているが、アースガルズの力でバリアを分解して入れるようになった。

内部をさまよっていると、突然青いローブの男が現れ、涙のかけらの場所へ案内してくれるという。彼もマザーを倒したいと思っており、そのためにエネルギー源である涙のかけらを破棄したいようだ。更に話を聞くと、彼の故郷もマザーによって破壊されたらしい。これ、やっぱりジークフリードなのでは?やっぱり反旗を翻す展開になってきた。このまま平和的解決なるか?

とにかく、謎の男の助けを得て涙のかけらを取り戻した。ファルガイアを焦土と化すべく浮上を始めたフォトスフィアを止めるため、マザーを倒しに行かなければならない。幸い、涙のかけらを回収したことで、マザーはかなり弱体化しているはずだという。

道中でリリティアと戦う。ゴーレムのくせにその辺の魔族より強い。特にコールドスリープという技が強力で、全体攻撃+眠り付与という初見殺し。初撃でロディとセシリアが眠ってしまい、さっそく大ピンチに陥る。ザックの速さを生かしてポーションベリーで適宜回復し続けるが、リリティアの攻撃で何度かロディとセシリアが殺される上、リヴァイブで回復した程度のHPでは運次第で即座にまた殺されてしまう。何回か運ゲーを積んだところ、全員HP1000以上に加えてモーニングコール状態で眠り回避という理想的な布陣に持っていくことができたので、あとは回復に気を付けつつ、ABMランチャーとソニックビジョンで叩き、なんとか一発で倒すことができた。

奥に進むとマザーがいた。しかし青ローブの男が言っていた通り弱っているらしく、攻撃がしょぼい。ヘルメス・トリス・メギストスという参重層術式防護っぽい名前の技を使ってくるが、マザーの場合は単なる単体攻撃で、ダメージも400程度なのでヒール一発で回復でき、ほとんど怖くない。まさに「知るもんか」の一言で片づけられる。

最終回特有の質問攻め(攻めではない)。愛じゃないですかね。しかしマザーはそうとは思わないらしく、自分の滅びから滅びの真理を見つけたと言って喜び始める。自分以外の破壊を楽しむタイプのクズかと思っていたけど、かなり徹底してるな……。マザーの制御を失ったフォトスフィアは内海のど真ん中に墜落し、水没を始める。いくらなんでも、フォトスフィアから脱出できたところで内海を生身の人間が渡ることはできない。マザーは渡り鳥一行も道連れにして滅びへと向かえることを喜びながら、一足先に力尽きた。

と、そこへカラミティ・ジェーンがロリコン船長を従えて颯爽と登場した。なんだかんだ言って助けてくれるのが優しいし、本当に世界に絶望なんてしていないんじゃないかと思う。

マザーを倒して一段落と思いきや、ザックはまだ終わっていないという。確かに、彼の旅は魔族に対する復讐の旅であり、ファルガイアを目前に迫った滅びから救っても、彼の復讐うはまだ果たされていない。 そこへタイミングよくナイトクオーターズが現れる。アルハザード、ブーメラン、レディ・ハーケンが現れた後、あの青ローブの男が出てきて、正体を明かす。やはりジークフリードだった。マザーの登場で話がこじれていたが、彼らの目的はもともとファルガイアを征服し、魔族の新しい故郷とすることであった。よくよく考えてみると、ここに来てようやく話が元の場所に戻ってきた感がある。魔族はファルガイアの全ての源たるガーディアンの力を完全に滅ぼすことで生命を根絶やしにするという、マザーよりよっぽど体系立った手法でファルガイアを征服しに行くと戦線布告してきた。

魔族に思うがままにさせる訳にはいかないため、アーデルハイド城で作戦会議を行う。とは言ってもやることは今まで通り、渡り鳥一行は世界を冒険し、カラミティ・ジェーンは別ルートで情報収集を行う。そしてエマ博士は、風の中のエピタフで拾ってきたワルプルギスの夜を解析したいという。この本は1000年前の航空力学について貴重な知識が記されており、空を飛ぶ手段を開発できるかもしれないという。今度こそ空を飛べるのか!

今回は次にどこへ行けばいいかというポインタがなく、自分で聞きこんで探せと言われたので、あちこち回ってみる。

ファルガイアの城下町では、内海と外界を隔てる渦潮の話と、ミラーマ北西の小島の話を得た。あの邪魔な渦潮はガーディアンが発生させており、強力な外海の魔物から内海を守ってくれているのだという。ヤードでは、ガーディアンブレードを探していたダンたち渡り鳥パーティについて、ダンとその妻の他、もう一人の渡り鳥がいたという情報を手に入れた。しかしそのもう一人はどこにいるのかまったく分からないらしい。

そういえば修道院の地下には封印図書館があったなと思って修道院にも行ってみる。すると、禁呪と呼ばれる強力な魔法を研究している錬金術師がどこかにいるという情報をもらった。封印図書館の方は目新しい情報はなかったが、ここまで冒険を進めてから改めて本を読み返すと、色々と発見がある。中の1冊にマザーの出自に関するものがあり、それによると、もともとはユグドラシルという、荒れ果てたファルガイアを緑化するためのシステムだったはずが、魔族によって利用され、マザーとなって魔族を生み出すシステムになってしまったのだという。あれ、でもマザーって魔族が昔に住んでた星にいたんじゃないのか。1000年の間に色々移動したりしたのだろうか。

特に目ぼしい情報がないので、まず船で行ける町は全部回っておこうと思い、タウン・ロゼッタへ行ってみる。そういえばこの町は例の渦潮の近くでもあった。すると、なにやら町で異変が起きているらしい。どうやら渦潮から竜が出てきて、怖がった船乗りたちが定期便の就航をやめてしまったとのこと。渦潮を発生させているガーディアンの名はルカーディアというらしい。町長が低姿勢で頼んでくるので、渦潮の様子を見に行くことになった。ドラクエ7の印象があまりにも強く、この町長も過去の非を認めないタイプの人間かと勝手に思い込んでいたが、ちゃんと考え直しているようで安心した。

次回は渦潮でガーディアンを見つけるところから。これで外海に行けるのかな。

ワイルドアームズ日記 その10

コートハイムは色々と追い詰められた人たちの村らしい。村人たちの話を総合すると、ミラーマでARMの研究をしていたマックスウェル氏がこの村に移り住んできて、孤児を引き取って世話を始めたことで、今のコートハイムが出来た。マックスウェル氏には二人の娘がおり、そのうちの一人はジェーンという名前である。あっ、これ孤児を養うためにカラミティ・ジェーンが賞金稼ぎをやっていて、父親はそれを知らないというパターンか。

ジェーンは子供たちから「おやびん」と呼ばれている。その呼び方、メダロットのキクヒメ以外で初めて見たぞ……(と思って検索したところ、電脳コイルのイサコもおやびんと呼ばれていた。完全に記憶の彼方だった)。かなり慕われているようだが、カラミティ・ジェーンっぽい活動に関する言及はないので、やはりそっちの活動は隠しているっぽい。

北の方にある屋敷に行くと、マックスウェル氏本人がいた。この人はゼペット・ラグナイトという老人に師事してARMの研究をしていたというが、その老人こそがロディの死んだ祖父だという。ここでようやく謎だったロディの過去が明かされる。孤児だったロディをゼペットが拾い、長い間渡り鳥として行動を共にしていたが、ゼペットは旅の途中で負ったケガが元で死んでしまう。ロディはゼペットの形見としてハンディキャノンを受け継ぎ、孤独な渡り鳥として旅を続けていた。

ロディが過去を話し終えると、マックスウェル氏はゼペットと過去に研究していた「飛空機械」について教えてくれた。南東にある「風の中のエピタフ」に研究途中のガラクタが色々と置いてあるらしい。アースガルズが手に入って浅瀬を渡れるようになったばかりなのに、もう空も飛べるようになるのか!さっそく行ってみることにする。

風の中のエピタフは南東というよりは真東にあった。エピタフの中にはあからさまにガラクタっぽい機械があり、ゼンマイを巻くと動き出したが、そのまま壁に衝突して壊れてしまった。本当にポンコツだな……。

塔を上っていくと、青い獣が立っていた。マジックスタッフで叩くと「ついてこい」という。迷路のような回廊を抜けたところで、あの狼は欲望のガーディアン「ルシエド」であることが分かった。信仰がなくなっても人間の欲望は残り続けるからか、他のガーディアンと違ってまだ力を残しているらしい。

上階にあった本で歴史の勉強。滅んだアークティカは、もともと古代文明の力によって栄えた街だったらしい。また、古代文明の時代には人類は鉄の船で空を飛ぶ手段を持っていたが、現代では失われてしまっている。どこもかしこも古代文明だ。

一番右はすけべぼん。男の人って、こういうすけべぼんとか好きだよね。

仕掛けを解いて、ワルプルギスの夜を入手。完全にまどかマギカの印象になってしまった名前だが、この世界のワルプルギスの夜は本の名前で、空を飛ぶ技術についての記述をまとめたものらしい。この本の名前を奥の機械に入力するとすけべぼんの本棚が動いて階段が現れた。その先でローラーダッシュを入手。これでベルトコンベアに逆らって走れるようになる(ただし壁にぶつかるまで止まらない)。

塔の最上階で、ポンコツ機械が別の機械を爆発させたことがきっかけで、ザックが早撃ちのヒントを得る。しかしそこから敵に遭遇しなかったので、早撃ちの真の能力が分からないままボス戦へ突入した。ボスはベルセルクを両断したブーメランと、なんとガーディアンのルシエド。しかもこいつらが異常に強く、素早い上に一撃で600~700ダメージの攻撃を突っ込んでくる。こっちの最大HPはせいぜい1500といったところなので、攻撃が集中するとすぐに死んでしまう。いつも通りにハンディキャノンとミスティック回復戦法を取るが、回復が全然間に合わずに負けてしまった。

敵が強すぎて心が折れたので、さすがに何か取り逃しているんじゃないかと思っていったん塔から出て、辺りを探索してみる。

コートセイムの南東の森に結界のほこらがあり、確かに結界が張ってある。奥はいくつも部屋があるが、誰もいない。なんなんだここは……。魔法で閉ざされているドアもあるが、デュプリケイターは使い切ってしまっているので開けられない。

そういえばバスカー集落でゼファーの風がどうのというイベントがあった気がする。アースガルズを起動したし、徳を積んだ気がするので今こそ何か起こるのではないかと思って、バスカー集落を目指してヤードから逆走を始める。途中のエルゥのほこらにワイヤーフックを使わないと入れない部屋があり、クレストグラフやマジックキャロットを手に入れた。また、サンドリバーの途中に読めない石碑があったのも気になっていたので寄ってみたが、依然として読めないままで何も変わらなかった。ゼファーの導きも得られず、逆走はほとんど無駄足に終わってしまった。

アイテム面での強化は難しそうなので、攻撃力を上げて早期決着を目指す方向で考えてみる。とりあえず敵は闇っぽいので、聖なるリングをザックに装備させる。コートセイムは武器と防具を売っていないので強化が難しい……。次にロディのアームを鍛える。ABMランチャーのATKが安いのでとりあえず金をつぎ込むと、1回で30とか平気で上がり、最終的に140とハンディキャノンのATKを軽く追い越してしまった。しかし命中率は87%でカンスト。まあどうせロックオンはすぐに溜まるし、あまり問題にはならないはず。 ザックがエピタフで覚えた早撃ちはブラスターチャージだった。敵1体に攻撃すると、他の敵にも少しダメージが入るっぽい。気休めかもしれないが、これで2体の敵も一度に相手ができそう。回復役のセシリアは速度が敵より速くないと厳しいので、開幕即クイックを自分に使い、先制できる確率を少しでも上げておく。

そういう戦略でもう一度ボスに挑んだところ、まずABMランチャーの威力を上げたのが効いて、一撃で1000程度のダメージを与えられるようになった。ブラスターチャージはターゲットに600程度、もう1体に100程度なので強いのかよく分からないが、全体攻撃できると精神的に安心するのでとりあえず毎回撃つことにして、ロディとザックで攻撃力が高いルシエドを集中攻撃する。セシリアのクイックも効き、ミスティックが無いときは死にそうなやつをヒールで回復、そうでなければミスティック+ポーションベリーという行動にすることで、死にかけ状態をほぼ回避できるようになった。

頑張って倒したのに、ブーメランはこれでも手加減していたとか言い始める。魔族強すぎない?(n回目)とりあえず魔族が撤退したので宝箱を開けると、ルーンドライブを手に入れた。

マックスウェル氏に事の次第を話す。ルーンドライブは増幅装置の一種であり、彼が持っているもう1枚と合わせれば、アースガルズの真の力を引き出すことができるようになるらしい。これで空が飛べるのか?

何はともあれ、この後ジェーンが渡り鳥一行の歓迎パーティを開いてくれた。そしてパーティの後、ジェーンが話があるといってロディを連れ出す。

ヴォルカノントラップでロディに命を助けられたことを引きずっているらしい。父親が孤児の面倒を見始めて、一気に貯蓄を失いこの辺境の村に流れ着いて、カラミティ・ジェーンとして金策に走らなければならなくなったジェーンの価値観では、この荒れ果てた世界において、優しさは決して成就しない希望を持たせるだけの残酷なものである。ロディが単に優しさで世界を救おうとしていて、その一環としてジェーンを助けたのであれば、そんなものは到底受け入れられない。世界が好きで、好きなものを救うために頑張っている、ただそれだけなのだと言ってほしい、と心中を吐露したジェーンに動かされ、ザックは大切なものを守るという思いに気付き、新しいフォース「ディフェンサー」を覚えた。

と、そこへアルハザードが現れる。ルーンドライブを渡すか、さもなくばこの村を襲撃するという。マックスウェル氏によれば、もう1枚のルーンドライブは結界のほこらに安置してあるという。魔族の襲撃に備え、渡り鳥たちが村を守り、住人は全員ほこらへ避難させるという手はずになった。

しかし、いつまで待っても魔族は村に現れない。そこでハンペンが、この襲撃予告はおとりだったのではないかと気づく。もう1枚のルーンドライブは可能なかぎり安全な場所に置いてあるはずであり、それは村人たちが避難する場所と一致すると考えられる。アルハザードはその場所をあぶり出すためにわざと予告をしたのではないか。

急いで結界のほこらに向かうと、なんと結界が破られていた。部屋に避難している人たちに話を聞くと、村人の中に魔族が紛れ込んでいたらしい。しかしなぜ結界を無視して入ることができたのか。そういえば、セント・セントールでも同じように結界が破られていた……。

謎を残したまま、次回はほこらの探索から。