ワイルドアームズ日記 その16

パンデモニウムに入ると、すぐにエルミナがいた……ってエルミナ!?やっぱりレディ・ハーケンはエルミナだったんですね。すぐにアルハザードも現れてタラスクとの戦闘に突入した。

タラスクとの戦闘はちゃんと覚えてない。戦闘中の写真は撮りにくいので記憶に残すのが難しい……。たぶん普通くらいの強さだった。

戦闘には勝ったものの、ザックがエルミナを助けようとして前に踏み出すと、アルハザードの罠に捕まってしまった。牢屋に投獄されてどうやって脱出したもんかと思っていると、ハンペンを操作するモードになった。敵が出ないと快適でよい。ハンペン1匹では大したことはできないので、奥まで行って牢屋の鍵を一斉に解除するレバーを押したら、またひとりずつ操作して合流しに行く。なんで全部の牢屋を単一のレバーでコントロールしてるんだ。

エンカウント率はかなり低く、一人行動でも結構快適に歩きまわることができる。ロディで歩きまわっていたら怪しげな奴に捕まりそうになったけど、牢屋に戻れば見逃してくれるというのでおとなしく戻ると言ったら、強制送還でもなく、早く戻れと言った感じで普通に見逃された。甘いな。3人で乗ると解除されるスイッチがあったのでそこで合流し、デモノプロフェットを倒しに向かう。強さとしては大したことないが、攻撃が「セシリアは炎に焼かれるであろう」のような予言調で面白い。

未来が見えるのに負けるのかよ、と思っていたら、自分自身が負ける未来が見えたという言葉を残して死んでしまった。未来予知系の敵能力者の宿命ですね。

更に奥に進むと、バラムというよくわからん敵が出てきた。こいつも強さをよく覚えてない。バラムバラバラ。

最奥には謎の機械があり、中央にエルミナが封じられている。ジークフリードが念話で話しかけて解説してくれた。涙のかけらを複製したダークネスティアは負のエネルギーをもっており、エルミナを利用して増幅したその力を、エルゥの祠を逆用してレイ・ラインに流しこむことでガーディアンの力を弱らせ、ファルガイアを破壊するつもりらしい。あれ、でもジークフリードファルガイアを魔族の新しい居住地にしたいんじゃなかったっけ。マザーに食われて思考まで融合してしまったんだろうか……。

ザックが止めようとするものの、ダークネスティアの力は容赦なく放出され、ファルガイアに天変地異を引き起こし始めた。そして、解き放たれたエルミナも、その姿のまま、自分はレディ・ハーケンだと言い残して去ってしまった。

やはり、ザックとエルミナはOPムービーで出てきたフェンリルナイツだった。エルミナを守れなかった後悔と復讐の気持ちを胸に力を磨いてきたザックは、今回もまたエルミナを救うことができなかった。雪山の北西にあるアークティカ城でエルミナが待っているに違いないというザックの読みを頼りに、アークティカへと向かう準備を整える。

ファルガイアの大地への被害は、渡り鳥一行がガーディアンの力を少しずつ取り戻していたこともあり、レイ・ラインが破壊されたにも関わらず、軽微なもので済んでいた。しかし、ジークフリードの真の狙いはファルガイアの破壊そのものではなく、ガーディアンの力が弱まる瞬間を狙って、封印されし魔塔であるカ・ディンギルの場所を突き止め、その封印を解くことであった。

アーデルハイドの人々がカ・ディンギルの情報をくれた。天を衝く魔塔であり、兵器としてのあまりに強大な性能のため、魔族の手に落ちることを恐れたガーディアンによって封印されていたらしい。しかしジークフリードの謀略によって封印されている場所がバレてしまったので、もう何が起きてもおかしくない。

エルゥ界のバシムの家で見つけた秘密道具を修理屋トムに渡すと、アーデルハイドの外れにあるガーディアン像を修理してくれた。そこに行ってみると、なんとガーディアンのゼルテュークスが宿っており、プレートを入手した。トムすごいな……。

酒場に行くと、闘技場東の小島に魔法の鍵工場があったことと、エルゥの祠の転送ミスに巻き込まれた老渡り鳥の話を聞けた。そういえば、バスカー集落の北東にある時計型の遺跡は転送装置だという話があったけど、あれって祠と何か関係あるんだろうか。

東の小島は、アーデルハイド城で聞いた、デュプリケイターを持ち歩いているモンスターが出るのではないかと思って歩き回っていたら、なんと這い寄る混沌が出てきた。ちょっとこれやばいって、発狂エンド待ったなしじゃん。封印図書館でネクロノミコンにも出会ってしまったしな……。ザックのトリックスターでアイテムを狩ろうとするも、持っている雰囲気があるのに全然盗めない。HPが25000とボス級に高く、さらに攻撃も全体攻撃と状態異常を絡めてくるため、最初はアナライズしてなくてHPの高さに気づいていなかったこともあり、あやうく全滅しかけた。2体倒しても結局デュプリケイターは落とさず、しかもそれ以降歩きまわっても出てこないので、とりあえず鍵は諦めて先へ進むことにした。

アークティカ城へ。OPムービーで見た城の中を進む。ワイルドバンチという新しいARMを手に入れたが、ここに来て単体攻撃がまた手に入ってもあまり使い道がない。デフォルトの弾数が3発しかないし……。OPムービーでマザーの繭が置いてあった広間にたどり着くと、そこでエルミナが待っていた。魔族に身をやつし、血に汚れた手ではもう戻ることはできないというエルミナに対し、ザックは自分の手で葬ってやろうと1対1の勝負を持ちかける。エルミナはレディ・ハーケンに変身し、戦いが始まった。

基本的にはマグナムファングの打ち合いになった。向こうが状態異常技を使ってこないこともあり、早め早めにミラクルベリーを使って回復することで簡単に倒すことができた。

レディ・ハーケンに勝ったザックの前に、光の球が現れる。エルミナ曰く、これはザックの勇気が放つ輝きであるという。復讐のために鍛えていた力は、今やただの復讐に留まらず、大切なものを守るための力、それをためらいなく振るうための勇気になった。その輝きに反応して石の獅子王に封じられていたジャスティーンが覚醒し、勇気の紋章のプレートを手に入れた。

アークティカ城を出ようとすると、涙のかけらが強く反応を始めた。ジークフリードの謀略はまんまと成功し、カ・ディンギルの封印は解かれ、外海の浅瀬にその姿を表した。カ・ディンギルの真の姿は、1000年前に人とエルゥが星の海に作ったコロニーとファルガイアを結ぶための転送装置である。その封印が解かれた今、空と地上は繋げられてしまい、魔族の侵攻も時間の問題となった。

カ・ディンギルを攻略する前に、希望のガーディアンの力を借りるため、バスカー集落のピラミッドへ赴いた。しかし、先に復活したラフティーナとジャスティーンの力を持ってしても、希望のガーディアンは答えてくれない。そこに、人ですらなく、機械の体をもつロディが進み出て、ガーディアンを目覚めさせようとする。2体のガーディアンはロディに希望が持てるわけがないといい、最終回特有の質問攻めを始めるものの、どんな人よりも人間らしい心をもつに至ったロディの思いはついに通じ、希望のガーディアン、ゼファーを目覚めさせた。

アーデルハイドに戻ると、空き家に人が入っていた。そのうちの1軒にはドレックが入居しており、難破したスイートキャンディ号を作りなおして、新しい船を用意してくれた。これでいくつか見つけた未回収の空き瓶が取れる。他の家では、闘技場に眠るアンゴルモアという魔王の情報と、砂漠をさまようゴーレムの情報を得た。魔王はいいとして、砂漠のゴーレムは気になっていたので見に行ってみる。

ガルウイングで砂漠地帯に降り立ち、しばらく歩いていると、地中からバルバトスが現れた。勢いでセーブしないで来てしまったものの、こいつがかなり強い。全体攻撃で全員に1500以上のダメージを与えてくるため、少しでも回復が遅れると即死してしまうのだが、結構素早いため、全体攻撃→単体攻撃のコンボであえなく死んでしまうというパターンに何回もハメられた。クイックをかけられれば少し楽になりそうだったが、回復役のセシリアが他のことをすると全滅待ったなしという情勢だったので、誰かが死んではリヴァイブを唱えるかフル・リヴァイブを使って生き返らせ、次の攻撃で他の1人が死に、という不毛な繰り返しの末、運良くほぼ全員がHP満タンで生きている状態に復帰してから、一気に攻撃を畳み掛けてやっとのことで倒すことができた。

死闘の果てにバルバトスを倒し、ディスト・ディムスというごつい名前の杖を手に入れた。

次回はカ・ディンギル攻略から。

ワイルドアームズ日記 その15

タージェン村からファルガイアに戻り、マリエルと別れた。マリエルの言うことはなんだかシンフォギアと通じるものがある。もう独りぼっちじゃないから頑張れるとか、自分にできる一生懸命がしたいとか……。

聖森の塚から出ると、ジェーンがやってきた。エマ博士がワルプルギスの夜を参考にして作っていた、空を飛ぶ機械が完成したらしい。おお、これでついに空が飛べるのか!

ロリコン船長が試作機に乗り込まされて尊い犠牲となり(生きてるけど)、ついにプロトウィングが完成した。真の力を発揮させるためにはジェミニサーキットという増幅装置が必要なため、現段階では高い山を越えることができないらしい。それでも十分だ!ジェミニサーキットは2つで1つという魔導回路なので、渡り鳥一行とジェーンたちは別行動を取り、それぞれがジェミニサーキットを1つずつ探してくることになった。

外に出ると、ジェーンたちが使っているためか船がなくなっており、代わりにプロトウィングが置かれていた。あれ、これってもしかして海に浮かんでるボトルをもう取れないってこと?それはともかく、特に行く当てもないので適当に空を飛んでみる。実際に飛んでみると、結構高い山が多いにもかかわらずプロトウィングは高速で飛ぶため、頻繁に山に引っかかって操作しにくい。うーん……。

適当にその辺を飛んでいると、天の回廊という仰々しい名前のダンジョンがあった。入口が魔法の扉で封印されている。ちょうどこの前デュプリケイターを拾ったので、とりあえず開けてみる。どうやらこの塔は古の大賢者ディーが作った塔で、彼の発見した奥義が隠されているらしい。ってことはセシリアがパワーアップできるやつなのかな。いいね。

奥に進むと、パンデモニウムについてという本があった。過去の大戦時に魔族が使っていた、内海南東にある、山に囲まれた城のことらしい。これって各地でちらほら話を聞くやつだ。しかしプロトウィングの力ではまだ行くことができない。

さらに奥に進もうとすると、また魔法の扉があった。えっ、もうデュプリケイター持ってないんだけど……。仕方ないのでこのダンジョンは諦めて引き返す。

気を取り直して、アーデルハイドで情報収集する。こっちでもパンデモニウムの話を聞けた。また、古代の闘技場にはヌシがいるという噂も聞いた。知ってる、それラギュ・オ・ラギュラでしょ。

記憶の遺跡はフルカネルリが作ったという情報を入手したので、遺跡にあるパスコードロックにフルカネルリの名前を入れると門が開いた。そして、奥の扉を涙のかけらで開く。プロトウィングは使わないし現時点では関係なさそうだけど、いいアイテムがあるといいなと思って奥を見てみるものの、呪文のMPを吸収するという微妙な装備が置いてあるだけだった。残念。

タウン・ロゼッタでは南の外海に沈んでいる塔の話を聞いた。知ってる、それカ・ディンギルでしょ。夜空に輝く2つの月を目指すというところもそれっぽさを感じる。この世界にもカストディアンの呪いとかあるんだろうか。そういえば2つ目の月って明確に何と言及されたことはない気がするけど、魔族が乗ってきた宇宙船のことなんだろうか。

南に飛ぶとそれらしい地形はあったが、浅瀬に入ってみても何もなかった。

ヤードに行くと、石の人魚が船を襲うという話と、西にジェミニという名前をもつ古代遺跡があるという話を聞けた。石の人魚は船がないのでどうしようもないし、ジェミニってどう考えてもジェミニサーキットなので、古代遺跡の方に行ってみる。

ジェミニの亡骸という遺跡があった。ジェミニってなんだ。中は棺にはまった宝石を抜いたりはめたりして道を開くタイプの仕掛けで、そんなに難しくはなかった。そして新しいARMのバニシングレイと、新しいアイテムのマイトグローブを入手。バニシングレイは単体攻撃のARMだけど、正直単体攻撃ってボス戦くらいでしか使わないし、それならABMランチャーの方が威力は文字通り桁違いに高いし、ザコはそもそもハンディキャノンで十分なんだよなぁという感じがある。マイトグローブは……また一発ネタの雰囲気。仕掛けをパンチすると吹き飛んだり、上に乗ってる宝箱が落ちてきたりする。

最奥部にはジェミニサーキットが落ちていたが、拾おうとするとマシンドレイクとの戦闘になった。最初にマジックシールをかけてきてめんどくさいなと思ったものの、1回見てしまえばバイオレットローズで回復したあとにステータスロックするだけで回避可能なので楽。また、前回の戦いでザックはハイパー+ブラスターチャージで高ダメージが安定することに気付いたので、フォースユニットはロディに譲り、こちらもブーストアタック+ABMランチャーを叩き込み続ける運用にした。敵の攻撃も結構ゆるいのでセシリアもミスティックを使う必要がなく、いい感じにフォースが溜まったのでハイ・マテリアルでラフティーナを呼び出したところ、敵に2500程度のダメージを与えた上に味方HP全回復という、超強力な効果を発揮した。これすごいな……。

そんな感じでマシンドレイクは軽く倒し、ジェミニサーキットを入手した。

次回はエマ博士にジェミニサーキットを渡すところから。

ワイルドアームズ日記 その14

セシリアがアーデルハイドを強く思い浮かべたことで、渡り鳥一行は無事に次元のはざまから脱出し、アーデルハイド近くの空き地に転送された。しかし、腕を切断したロディは、人間ではなく機械の体を持っていることが他の2人にもバレてしまう。というか、ロディ本人ですらその事実を知らなかったらしく、ショックを受けている。とにかく早く傷の手当てをしないといけないということで、エマ博士のところへ連れていくことになった。

一方ジークフリードは、内海に沈没したフォトスフィアの中に転送された。そこで待っていたのは異形と化したマザーで(もともと異形みたいなもんだが)、ジークフリードを食べてしまう。

エマ博士によると、ロディの体は古代技術によって作られており、人間の力ではどうしようもないという。そこで、タウン・ロゼッタにいるマリエルなら何か分かるのではないかということになり、話を聞きに行った。すると、ロディの体は1000年前にヒトとエルゥが編み出した禁忌の技術「命ある金属」によって作られているという事実が明かされた。技術の詳細は教えてくれなかったが、どうもこの技術を編み出したことの罪滅ぼしとしてマリエルは地上に残っていたらしい。当然ながら、ファルガイアにはこの技術を知っている者はおらず、左腕を治すことは絶望的だと思われたが、大戦の後にエルゥが移り住んだ浮島「エルゥ界」であれば可能性があるという。

マリエルがアルニムを育てていた聖森の塚の奥に、謎の装置があった。マリエルによればこれはエルゥ界とファルガイアを繋ぐゲートらしい……という話をしていたら、マリエルが突然腕を切った。ゲートを起動させるためにはエルゥの命が必要なので、優しさや勇気を教えてくれたロディたちのために、今度はマリエルが身を挺して救おうとしてくれている。そしてゲートは起動し、4人はエルゥ界へ……。

マリエルはこのまま死んでしまうのかと危惧したが、なんとか生きていてくれた。エルゥ界の方の塚を出るときに他のエルゥに見つかり、罪人の妹として追い返されそうになったものの、このまま返すと人間にゲートを見つかる危険があるということで、長老フルカネルリの判断を仰ぐため、町に連れてこられた。

フルカネルリの話によれば、ロディを初めとするホムンクルスはヒトとエルゥが1000年前の大戦時に作り出した人造兵器で、心をもつためにARMとのシンクロも可能という触れ込みであったらしい。しかし、強力すぎたホムンクルスは作り主の思惑を離れて殺戮兵器と化し、手に負えなくなったため封印されてしまった。その一つがロディなのだという。ところが、ロディはゼペット爺さんとの交流を通して優しい心を手に入れ、殺戮兵器として目覚めることはなく、それどころか世界を守るという使命に目覚めた。それを聞いたフルカネルリは少し態度を軟化させたものの、1000年の時は長く、既に当時の技術も失われてしまっている。マリエルがガーディアンブレードを使うことを提案したが、ヤードなどで聞いた通り、ガーディアンブレードはその制御不能なまでに強大な力でファルガイアを不毛の地と化した武器であり、しかも砕け散ってしまっているため、どうしようもない。

それでもマリエルは諦めず、暴走したガーディアンブレードを作った咎で幽閉されている、兄のバシムに頼みに行こうという。ガーディアンブレードの再生に成功するなどは奇跡に近いことだが、マリエルは奇跡は自分の手で起こしてこそ意味があるという。それは、絶対に、絶対です!

フルカネルリも真の奇跡など信じてはいないが、ファルガイアのガーディアンたる「人間」であれば「奇跡」を起こせるのではないかと期待している様子である。さらっと重要な情報が明かされたがそれはさておき、努力の果てに奇跡とも思える結果をつかみ取るという精神はシンフォギアに通じるものがある。奇跡じゃなければ、愛、ですね……。

町中で聞き込みすると、どうやらバシムのところへ行くにはフォレストプリズンという迷いの森を通らなければいけないらしい。しかもなぜか、生命のガーディアンが迷い込んで出れなくなっているという。おい……。建物の中にいる老人の1人から「たましいの鍵」をもらい、これでガーディアンを助け出してくれと頼まれた。

また、エルゥのほこらによる転送装置は、普通に使っている分には問題ないが、強い衝撃を与えたりすると壊れてどこか見知らぬ場所へ転送される恐れがあるらしい。なんだそれ、怖いな……。

フォレストプリズンの入り口には猿がいて、迷わないためのコツを教えてもらった。片手を壁につけて歩けばいいらしい。そのタイプの迷路なのか……と思って左手を壁に付けて歩いていると、途中で木に阻まれて続行不可能になった。だめじゃん……。仕方ないので猿の行ったことは無視して適当に歩き回っていると、大きい宝箱があったので、たましいの鍵で開けてみる。すると中から生命のガーディアン、オードリュークが出てきて、奥の泉まで走っていった。追いかけるとそのままプレートになった。

普通に歩き回っているだけでフォレストプリズンを抜けて、バシムの工房にたどり着くことができた。バシム曰く、確かにガーディアンブレードを使ってロディの左腕を修復することは可能だが、ガーディアンブレードはあまりにも危険なため、バシムは再び打つつもりはないという。しかし、打ってほしいのは武器ではなく生命であるというマリエルの説得に心を動かされたのか、材料さえあればと承諾してくれた。生命の宿った金属を作るためには「生命」と「魔」のガーディアンの力が必要で、「魔」のガーディアンは「デ・レ・メタリカ」という魔導書に宿っているという。そういえば封印図書館の奥にそういう名前の本があって、強力な封印で読めなくなってたな……。

ゲートを通ってファルガイアへ戻り、封印図書館の奥で本棚を調べると、今まで開きすらしなかったデ・レ・メタリカがひとりでに開き、ザックとセシリアを中へ吸い込んだ。中はいつもより難しい謎解き満載のダンジョンで、ネクロノミコンという不穏な名前のモンスターがザコとして出てくる。途中の宝箱の謎解きは30分程度考えても答えが分からず、結局攻略サイトを見てしまった……。

最奥には「魔」のガーディアン、ドラス・ドラムが待っていて、珍しくボス戦をしないで仲間になった。

バシムの工房へ引き返し、ロディの左腕を打ってもらう。移植手術は成功したものの、ロディが心を閉ざしてしまっており、過去のゼペット爺さんとの思い出に浸りきって、目を覚ます気配がない。看病するセシリアが近くで眠り込んでしまうと、ロディの夢の中に入り込んで、ロディの過去を追体験することになった……と思うと、ロディを取り込もうとしている夢魔が姿を現した!

こちらはセシリア1人しかいないので回復が不安だったものの、エリザベートは呪文主体で攻撃してくるので、プロテクトで魔法防御を上げた後、ひたすらセイントを打ち込むという方針でうまくいった。また、ミスティックでフォースを使わずに済むので、ハイ・マテリアルを使って強力な攻撃を打ち込むという戦略が使えた。というかハイ・マテリアル普通に強いし、回復はヒール・プラスとハイ・ヒールに任せてセシリアも攻撃用にフォース溜めたほうがよさそうな気がしてきた。

エリザベートとの闘いと、ロディの過去の記憶を通して、セシリアが真の愛とは何かに気付いた。愛されるには、まず自分が何かを愛さなくてはならない。そして、愛するからこそ命をかけてファルガイアを守れるという理由。この真実にたどりつき、愛のガーディアン、ラフティーナの力を手にした。

目覚めたロディも、機械の体を受け入れ、さらに機械であることを利用した戦いができるというバシムからの言葉にヒントを得て、新しいフォース「ブーストアタック」を覚えた。これでボス戦も楽になるかな?

次回はファルガイアに戻って、プロトウイングを手に入れるところから。

ワイルドアームズ日記 その13

デモンズラボ攻略。

途中でエレベーターに乗ったら斜め視点になった。操作できないけどすごい。そのまま奥を探索していったら、新しいARM「ナパームフレア」を手に入れた。グループ攻撃だけど命中率がプリズムレーザーよりも低いので、実質劣化版プリズムレーザーかなぁと思っていたものの、攻撃力は高いので強化すれば使えそう(でもこの後の試し打ちで70%を3連続外した)。

ドアロックを解除するためにパスワードが必要なので、制御室にいる魔族を殴ってコンピュータに記録されているデータを読む。どうも、魔族はダークネスティアというアイテムを開発して対ガーディアン用の兵器としているらしい。なみだのかけらの反対ですね。また、魔族は既にアースガルズ以外のゴーレムを手中に収めているものの、起動中にそのうちの1体バルバトスが暴走し、辺境の砂漠に放棄したという。こいつも入手できるのかな。普通に倒すイベントになりそうだな。

パスワードは「ミヨイ・タミアラ」。なんか聞いたことない名前だけど、元ネタがあるんだろうか。

奥に進むと謎の動力炉が稼働しており、涙のかけらが共鳴しはじめた。ダークネスティアは涙のかけらを元にして作ったイミテーションだから当然だ、という言葉とともにレディ・ハーケンが現れて戦闘に突入したが、以前とあまり強さは変わらない。いや、こっちも強くなってるはずなので、見た目に変わらないってことは向こうも強くなってるのか?そういえば改めて裏OPムービーを見直したところ、アークティカのフェンリルナイツの1人、エルミナも「斬り姫」と呼ばれており、最後にアルハザードと戦うところ以降消息が分からないので、ほぼ間違いなく同一人物だと思う。そのエルミナに助けられ、世界にアークティカで何が起きたかを知らせに行ったギャレットも、エルミナに勇気とは何かを説かれていて、ひたすらに復讐のための強さと勇気を求めるザックと結構重なるところがある。

戦闘終了後、ザックがレディ・ハーケンの技を盗んで「マグナムファング」を覚えた。色々と怪しいところがあるが、ザックは時が来たら話すので、今は聞かないでくれという。レディ・ハーケンとダークネスティアは突然現れたアルハザードに回収されてしまった。

残っていた端末には「カ・ディンギル」の情報があった。これが!あの!シンフォギア世界でゲームの攻略サイトしか引っかからなかったという!

デモンズラボを滅ぼしても特に次のイベントへのポインタは示されなかったので、世界各地を歩き回る。宇宙から来たガーディアンが大きい穴の中にいるかもしれないという情報を得たので、そういえばフォトスフィア跡地ってどうなってるんだろうと思って行ってみると、ガーディアンの1柱リグドブライトがいた。

さらにコートセイムに行って子供たちの話を聞くと、北東の海に何か光るものが落ちてきて、巫女と戦士を待っているという声が聞こえたという。一瞬フォトスフィアのことを言っているのかと思ったが、そもそも位置が違うし、声がしたという情報はいかにもガーディアンっぽいので行ってみる。すると上陸可能地形だけで構成された島があり、中に入るとソラス・エムスが待っていた。これでガーディアン8体を集めたことになるので何か起きるのかなと思い、バスカー集落のピラミッドに行ってみたけど、まだゼファーは応えてくれなかった。

バスカー集落で更に聞き込みを続けると、聖域と呼ばれる場所に、3柱の重要なガーディアン、ガーディアンロードが祀ってあるという情報を得た。で、それはどこなんだよ。場所が分からないのに信仰を得られるのだろうか……。本当に場所に関しては全然情報が得られないので、仕方なく外海をさまよっていると、ワンダリングアイルという洞窟を見つけた。これ、アーデルハイドで言ってたやつか。中にいる人に話を聞くと、この先に聖域があるものの、浅瀬を渡れないと到達できないらしい。あっ、それアースガルズの出番ですね!

巨人のオカリナを使って、なんなく浅瀬を踏破して聖域へ……と思ったら、名前が「堕ちたサンクチュアリ」?なんかダメっぽい雰囲気が漂っている……。中に入ると、一発ネタかと思われたマジックポットを使って火を消す仕組みがあった(が、そもそもなんで火が燃えているのか分からず必然性は薄い)。壁には謎のプレートが張ってあり、それによると、ここにはかつてガーディアンロードが祀られていたものの、既に力は失われてしまったという。このプレートは誰が書いたんだろう。

途中で普段より難しい仕掛け(押せる石像を爆破しないといけない&ヒントが曖昧)にちょっと手こずったものの、最奥まで到達すると、ブーメランとルシエドが登場して戦いになった。魔族はいつもダンジョンの奥地に先手を打って到達しているな……。前回戦ったときの苦い思い出があるので警戒していたものの、先にルシエドを袋叩きにするというパターンでなんなく勝利。今回はハイ・シールドで全員の防御力をいっぺんに上げられたのもよかった。ブーメランはマザーやアルハザードにボロクソ言われていたので大したことない小物かと思っていたら、どうもひたすら強い敵を求めて戦っているらしく、石像と化したガーディアンロードも、渡り鳥一行をさらに強くする礎になるならとあっさり譲ってくれた。まあ確かに、こういう思想はジークフリードを筆頭とする魔族側の思惑には一致しなさそう……。

ガーディアンロードの残留思念により、セシリアがハイ・マテリアルを習得した。でもセシリアは基本回復役なのでミスティック連発することが多く、フォースが3も溜まった上で攻撃に転じるチャンスが得られるかはちょっと怪しい。ガーディアンロード曰く、人の心が弱くなっており、愛、勇気、希望といったものを信じられなくなってきたため、ガーディアンロードたちも弱まり、ひいてはファルガイアの荒廃をもたらしているのだという。

聖域の外に出ると、また空が割れ、渡り鳥一行を次元のはざまへ引きずり込んだ。そしてザコ敵との戦闘。ザコと思っていたら、開幕即スリープを撃ってきて全員眠り、さらにスロウダウンやらスリープ重ね掛けやらでいったいどうするんだという状態になった。このままずっと呪文唱え続けるんなら完全にハマりじゃないか……と思っていたら、MPが切れたのか通常攻撃に移り、150くらいのダメージを与えるようになった。そんなことをしていたらザックが目覚めて、ちょうどフォースも溜まっていたので、マテリアルでイオニ・バウアーを発動させて殲滅した。死ぬかと思った。

デモンズゲート内に取り込まれると、中でお茶の間のアイドル、ザックにまた遭遇した。また戦闘かと思いきや、床落としとか(ワイヤーフックをザックに刺して渡った)、電流床とか(ローラーダッシュで渡った)、何を入力しても開くパスワード扉とか、雑なトラップに引っ掛けてくる。こいつほんとポンコツだな……。

唯一敵っぽい行動として、ゴーレムの1体であるディアブロをけしかけてきた。こいつは基本的に全体攻撃で500くらいダメージをコンスタントに与えてくるものの、セシリアの回復が間に合わないほどではない。いざとなったらポーションベリーもあるしね。それに加えて、フォースの増加率が上がる装備をザックに付けたところ、ソニックビジョンがバンバン打てるようになったのと、ハイパー+マグナムファングで4500程度のダメージを出せるようになったので、割とさっくり倒すことができた。

最奥にたどり着くとジークフリードがいて、デモンズゲートを止めるべく戦闘に突入した。こいつは単体攻撃ばっかりしてくるので、さっきのディアブロよりある意味戦いやすい。高効率なダメージ源を手に入れた今となっては、素早い敵の状態異常か高ダメージ以外はそんなに怖くない。

進退窮まったジークフリードは、デモンズゲートの出力を限界突破させ、疑似ブラックホールに全員を引きずり込むという、生きるか死ぬかの賭けに出た。ロディが止めようとするものの、ミスリル製のフックを左腕に刺されて動きを止められ、一緒に引きずり込まれそうになる。が、そのとき、ロディは自分の左腕を切断してジークフリードだけを疑似ブラックホールに吸い込ませた!しかしブラックホールの拡大は止まらず、結局渡り鳥一行も吸い込まれることになってしまった。

次回は次元のはざまを脱出するところから。本来は1日のプレイ内容だけど、長いといっぺんに書くのが面倒くさい。

開発合宿@伊東+mikutter超会議

せっかくゴールデンウイークだしどっか行こうという同僚の呼びかけにより、静岡県の伊東で2泊3日の開発合宿をした。宿は開発合宿プランがあることで有名な山喜旅館。

自分はmikutterのDM表示をTLと同じ、MiraclePainterを使った描画に切り替えるという作業をしていた(未来からこの記事を読んでいる人のために書いておくと、mikutterのDM表示は単にListViewのカラムに本文をぶち込んでるだけで、時刻やリンクが表示されない時代があった)。そもそもこの機能自体は2年くらい前からほしいほしいと言っていたがめんどくさそうなので放置していたのだけど、つついさん(@tsutsuii)と思しき人からAmazonギフトが定期的に届くという現実があり、さすがに申し訳ないので、いい機会だし時間を溶かそうと思って着手する事にした。

mikutterのGUIコードは少なくとも2回の大改修を経ている上、Pluggaloidとmethod_missingを活用した超疎結合アーキテクチャになっていて、隅々まで理解しようと思うと、あっと言う間に時間が溶けていく。平たく言えば、オブジェクトどうしの関連がめちゃくちゃ追いづらい。まあRubyコード一般にも言えるといえばそうだけど……。しかも普通のRubyコードにはない性質として、ちょっと間違えたことを書くとすぐにSEGVして落ちるので精神力がどんどん削られていく。

技術的な話は夏に出る薄い本に書くとして、初日15時~と2日目9時~でほぼ全ての時間を解析と実装テストとアニソン三昧に費やした結果、とりあえず汎用的な形でDMはMiraclePainterにより描画されるようになったので、成果としてはまずまずだと思う。アニソン三昧には逆光のフリューゲルとDIVER#2100をリクエストしたけど、どちらも採用されなかった。まあExterminateは聞けたのでよしとする。

宿の人におすすめしてもらった、魚楽亭という店で食べた金目鯛の煮付けがすごくおいしかった。写真撮るの忘れたけど、カサゴのから揚げも一緒に注文しており、これもパリパリでおいしかった。


開発合宿中、MiraclePainterどうなってるんだ全然わからんとかTwitterで言っていたところ、@toshi_aさんに捕捉され、合宿が終わってから京都に行ってmikutter超会議を開くことになった。mikutterはGtk::ListViewのセルレンダラをRuby側でオーバーライドすることで高速な描画を実現していて、そこがCのインターフェースをそのままRubyに持ってきたような設計になっており、ただでさえ魔界なのだが、そもそもRubyGTKはこのような用途を想定していないっぽく(mikutter以外でRubyGTKそんなことやってるRubyアプリケーションないのでは?)、ちょっと間違えると普通にSEGVして落ちるのは仕方ないらしい。超会議では主にMiraclePainterで色々なものを表示させる話をしつつ、つついさんと室長(@brsywe)にMiraclePainter版DMのデモを見せたり、京都銀行攻撃(https://twitter.com/shijin_cmpb/status/30613662058151936をRTしたりURL引用したりするとクライアントによってはTLが埋まる)で遊んだりしていた。

夜はとしぁ家に泊めてもらった。MiraclePainter版DMの改良をする予定だったけど、mikutterって設計甘いところ多いよねーみたいな話から、実はcall/cc使ってるところがあるという話になり、やってることを見たらいかにも競プロっぽい感じの問題で、簡単に脱call/ccできそうだったので、30分くらいがんばったら実装できた。ところでRubyでcall/cc使わないほうがいいみたいな話ってどっかで読んだ記憶があるんだけどなんだっけ。知ってる人教えてください。

そんな感じで、本当に久しぶりにmikutterのコードをいじったGWでした。楽しかった。

ワイルドアームズ日記 その12

タウン・ロゼッタ沿岸の渦に近づくと、セシリアの涙のかけらが光りはじめ、渡り鳥一行を渦の中の神殿に導いた。

神殿を歩き回っていると、マジックポットという見た目そのまんまなアイテムが出てきた。無限に水が出てきて、邪魔な火を消せるらしい。ドラクエ3の渇きの壺の逆パターンですね。というか、懐中時計とかローラーダッシュとかもそうだけど、こういう一発ネタグッズ多くないか……。

神殿の最奥には海のガーディアン、ルカーディアがいた。弱ってないガーディアンは珍しい。ルカーディアがガーディアン界の現状を語ってくれたところによると、弱くなってきたガーディアンはお互いに因果を結び合うことで力を維持しており、エルゥのほこらがその要となっているらしい。そして、このネットワークがレイ・ライン!シンフォギアでは霊脈がどうのとか言っていたので霊ラインかと思っていたけど、エルゥのほこらは光で物質を転送しているし、やっぱりRay Lineでいいのかな。まさかワイルドアームズをプレイして更に分からなくなるとは思わなかった。

ルカーディアとの会話を楽しんでいると、レディ・ハーケンが登場。どうもザックの早撃ちと自分の技が似ていることが気になっているらしい。ボスとしてはそんなに強くなく、200ダメージ強の全体攻撃を撃ってくるだけなので、回復は適当にヒールしてるだけで間に合う。

戦闘が終わった後も体が動かないとか言い出して、なんか挙動が怪しい。技が似ているという点はザックから見ても同意見らしく、あまりにも似ていて見ただけで技が真似できると言い出し、早撃ちのヒントを得た。しかしレディ・ハーケン、本当は人間という展開にしか見えないなぁ。タイトル画面を放置した後に流れてた、アークティカ滅亡のムービーに出てきた姉御肌の騎士となんか言動が似ているし……。

ルカーディアは破壊されず、無事に仲間になった。そして渦潮が消えたので、外海に出られるようになった。少し進むとボトルが浮いており、調べてみると南に闘技場があると書いてある。つか看板の代わりにボトルを使うのか、なるほど。

とりあえず南の島に上陸してみると、はぐれギルドというよく分からん土地があった。魔法の薬の実験とか怪しげなことをやっている人がいる(飲むと苦い味が広がるとかいいつつHPとMPが全回復した)。その向こうにいる人に話しかけたら、魔法を研究し続けて高等魔法を手に入れたので、次はアーデルハイドで研究するとか言い残してテレポートしてしまった。ちょっと、その魔法欲しいんだけど!

と言ってたら、なんと高等魔法を習得させてくれる人がおり、そこでテレポートの魔法をゲットした!これでついに世界を自由に移動できる!!高等魔法は結構使えそうなものが多いが、パルプンテみたいなよく分からん魔法もある。クレストグラフは余りまくっているが、いらん魔法を持ってても選ぶときにめんどくさくなるだけなのが分かってきたので適当に解体しつつ、欲しい魔法を一通り作る。

島をさらに西に横切ると闘技場があった。ぺグッチってどこかで聞いた名前だと思ったけど、蜃気楼の庭園に挑んだ渡り鳥か。こんなところでモンスター闘技場を開き、人とモンスターが戦うところを観戦するというイカれた趣味をしているらしい。

この闘技場は古代の神殿の上に建てられており、時折モンスターさえもすくみ上がるような唸り声が聞こえてくるらしい。ラギュ・オ・ラギュラだって倒せると言ってる人もいるし、ここが裏ダンジョンで間違いないですね……(シンフォギアの影響でラギュ・オ・ラギュラが裏ボスであるということは知っている)。 闘技場で試しに戦ってみたところ、メデイアという敵が出てきた。通常攻撃は大したことない(それでも300くらいは食らう)が、3ターンに1回「人体実験」というやばい技を使ってきて、1600程度のダメージ+ランダム状態異常が付く。というか、ダメージで即死してるので状態異常が意味を成していない。リヴァイブを持っているセシリアが最初に倒されて萎えたので、とりあえずぶん殴るだけぶん殴っとくかと思って回復そっちのけでメテオドライブとABMランチャーを叩き込みまくったところ、2回目の人体実験でザックが死んだものの、なんとか勝つことができた。勝ち抜けの景品としてヒールベリー10個とラッキーカードという、微妙なうれしさのアイテムをもらった。

外海を漂っていると、ミラーマの北西にデモンズラボという謎の建物があった。入ってみると突然、レディ・ハーケンが悩んでいるイベントが始まった。彼女には過去の記憶がなく、しかもアルハザードの言動からすると意識と言動が別になっているっぽい。拒絶反応という言葉からすると、人間の意識を魔族の体に入れたという感じなんだろうか……。気になるけど、今日はこれ以上ダンジョンを攻略する気はないので外海を放浪する旅に戻る。

はぐれギルドにいた魔法使いがアーデルハイドに行くと言っていたので、たまには戻ってみるかと思いテレポートする(ちなみに海の上ではテレポートできないっぽくて微妙に不便)。街中を走り回っていると、東の外海にゼペット爺さんのアトリエがあるという情報と、場所は不明なものの、浮島の渓谷ワンダリングアイルという場所の情報を手に入れた。魔法使いは見つからなかった。

テレポートすると船がくっついてくるという便利機能があるので、コートセイムにテレポートしてから船でゼペット爺さんのアトリエと思しき場所へ向かってみる。アイテムがたくさんあるかと思いきや部屋の中はほとんど何もなく、ただ本棚に日記があるのと、机の上にアイテムが置いてあるだけだった。日記によると、ゼペット爺さんは遺跡の奥で1000年前の大戦時に作られたホムンクルスの子供を見つけ、一緒に旅をしていたらしい。その子供は、兵器として作られたにも関わらず、心を通わせないと使うことのできないアームを難なく使いこなしているという。これってもしかして、もしかしなくてもロディのことなのでは……。だんだんと色々な真実が明らかになってきて、終盤という感じがする。

机の上にあった「巨人のオカリナ」は、使うとその場にアースガルズがやってくるというこれまた優れもの。これでどうやって渡るか分からなかった浅瀬も渡ることができる!さっそくアースガルズを呼んで近くの浅瀬を渡ってみると、ポーションベリーと強い武器防具を売っている店があった。これでボス戦も怖くない!

次回はデモンズラボ攻略から。

やなぎなぎライブ "Follow Your Tracks"

友人に誘われてチケットをもらったので、やなぎなぎのライブ "Follow Your Tracks" に行ってきた。そもそもライブの話を聞くまでやなぎなぎが誰かということすら知らなかったのだが、「君の知らない物語」のボーカルの人らしい。あの少しハスキーな声は確かに好きな部類なので、チケットあるなら試しに行ってみようかなという気持ちで参加した。一応予習としてアルバムも聞いておこうと思ったのだが、今回のライブのベースとなるであろうアルバム "Follow My Tracks" は発売が4/20と遅く、しかもiTunes Storeで買えなかったため、面倒になって聞くのを諦めてしまった。

今回は1階の立見席で、ステージがとても近い。ステージ上の人が何をしているのか、動きも表情もはっきりと見て取れるという状況は今まで経験したことがなかったが、これはかなり臨場感があって楽しい。臨場感というか、実際にその場にいるんだけど、やはり遠くから見るのとは空気が全然違う。

ライブは楽しい。曲に合わせてペンライトを振るという行為そのものが楽しい。ただ、今回のライブの曲は今ひとつ自分の好みに合っていない気がして、完全にはノリ切れなかったように思う。これはライブだからどう、予習しなかったからどうという問題ではなく、完全に音楽の好みの問題なのでどうしようもなさそう。自分は分かりやすくポップかつアッパーな曲か、やくしまるえつこのようにひたすら気だるげな声で歌っているような、突き抜けた感じの曲が好きなんだなと思った。まあ、シンフォギアライブや高垣彩陽ライブで感じたようなカタルシスは簡単に得られるものではなく、単にこれまで運が良かっただけなのかもしれない。

そういえば、曲に合わせて歌詞のタイポグラフィを出すというタイプのMVは大嫌いだったのだが、今回のライブでバックスクリーンに同じような演出が出たときは嫌などころか、むしろ演出としてぴったり当てはまっているように感じた。嫌いな理由は、言葉による表現である歌詞をそのまま文字にして見せるという行為が安直なうえ、歌詞を歌い上げるという行為とかなりの部分が重複しており、動画という、歌詞の「意味」を言葉ではない手段で伝えるせっかくの機会を完全に無駄にしていると感じるからなのだが、ライブだと大丈夫なのは、歌っている歌手本人が見えており、非言語の表現が既にそこに存在しているからなのかもしれない。あるいは、単に初めて聞く曲だからかもしれない。どちらにせよ、この件はもう少しちゃんと考える価値がありそうだと思う。