MCUマラソン2

Iron Man 2

アークリアクターに使ったパラジウムによる中毒で死を目前にしたトニーが半ば自暴自棄になり、詳細を人に話さず抱え込んだままで自分に関係することを精算しようとするのが、見ていて痛々しい。リゼロ初期のスバルと似たようなものを感じる。 父親との関係はあまり良くなかったと劇中で話していたのが、Endgameでの会話を考えると感慨深い。映写フィルムから父親の思いを知って少し想いが和らいだというのはあるんだろうけど、これ以降も何かあるんだろうか。

Thor

人望はあるけど喧嘩っ早いThorが、王位継承権を一時的に奪われて地球に飛ばされ、自分の短所を見つめ直して成長する話。Iron Manもそうだったけど、こういう「デキるが大きな欠点がある人間」が打ちのめされて成長する話が自分の好みに合っている気がしてきた。成長譚としては心情やエピソードの掘り下げが物足りなく感じるが、2時間の映画だしまあ仕方ないかなという感じ。 アスガルドってどっかで聞いたことがある(ワイルドアームズアースガルドっていうロボがいたが、それ以外にも聞き覚えがある)し、ミッドガルドもなのはで聞いたなあと思ったら、この辺の言葉は全部北欧神話が由来っぽい。

ところで北欧神話のThorって日本語だとトールと訳すのが定番な気がするけど、邦題がマイティ・ソーなのは英語読みに準じてるのかな?なんか違和感がある。