虐殺器官

今年の目標1/10。

映画を見るにもなかなか気力がいるもので、今年の頭に目標を立ててからもう2ヶ月も過ぎてしまった。ポッピンQも見たかったけど完全に忘れてた……。 虐殺器官は小説が面白かったのだが、公開直後のTwitter評はあまり良くなかったので少し警戒していた。しかし実際に見てみると、確かにクラヴィスの母親のエピソードが完全に削られたことで全体的に行動原理が不明瞭になっているものの、特殊兵装を使った戦争という側面はかなり細かく再現されていて楽しめた。小説にあった特殊兵装や近未来技術の類は全部再現されていたと思う。序盤の政府要人のタッチやセリフ回しも完全に攻殻機動隊S.A.C.シリーズを意識していたので、スタッフが本当にやりたかったのはこの近未来の戦争だったのではないかと感じる。 自分はそういった特殊兵装に期待していたクチだったので、ほぼ期待通りだった。特に侵入鞘が酵素で自動的に分解される描写や、黒くて平板なシーウィードが飛んでいる光景など、SF兵装としてワクワクする演出は漏らさずに拾ってくれていたのがかなり好印象だった。

次はSAOをを見たい。あと、池袋HUMAXの上映作品一覧を見たらドント・プリーズもまだやっているようだったので、こっちも終わらないうちに見ておきたい……と思ったら、どうもBDが1ヶ月くらいで出るらしいので無理に行くこともないのかなぁ。