ワイルドアームズ日記 その12

タウン・ロゼッタ沿岸の渦に近づくと、セシリアの涙のかけらが光りはじめ、渡り鳥一行を渦の中の神殿に導いた。

神殿を歩き回っていると、マジックポットという見た目そのまんまなアイテムが出てきた。無限に水が出てきて、邪魔な火を消せるらしい。ドラクエ3の渇きの壺の逆パターンですね。というか、懐中時計とかローラーダッシュとかもそうだけど、こういう一発ネタグッズ多くないか……。

神殿の最奥には海のガーディアン、ルカーディアがいた。弱ってないガーディアンは珍しい。ルカーディアがガーディアン界の現状を語ってくれたところによると、弱くなってきたガーディアンはお互いに因果を結び合うことで力を維持しており、エルゥのほこらがその要となっているらしい。そして、このネットワークがレイ・ライン!シンフォギアでは霊脈がどうのとか言っていたので霊ラインかと思っていたけど、エルゥのほこらは光で物質を転送しているし、やっぱりRay Lineでいいのかな。まさかワイルドアームズをプレイして更に分からなくなるとは思わなかった。

ルカーディアとの会話を楽しんでいると、レディ・ハーケンが登場。どうもザックの早撃ちと自分の技が似ていることが気になっているらしい。ボスとしてはそんなに強くなく、200ダメージ強の全体攻撃を撃ってくるだけなので、回復は適当にヒールしてるだけで間に合う。

戦闘が終わった後も体が動かないとか言い出して、なんか挙動が怪しい。技が似ているという点はザックから見ても同意見らしく、あまりにも似ていて見ただけで技が真似できると言い出し、早撃ちのヒントを得た。しかしレディ・ハーケン、本当は人間という展開にしか見えないなぁ。タイトル画面を放置した後に流れてた、アークティカ滅亡のムービーに出てきた姉御肌の騎士となんか言動が似ているし……。

ルカーディアは破壊されず、無事に仲間になった。そして渦潮が消えたので、外海に出られるようになった。少し進むとボトルが浮いており、調べてみると南に闘技場があると書いてある。つか看板の代わりにボトルを使うのか、なるほど。

とりあえず南の島に上陸してみると、はぐれギルドというよく分からん土地があった。魔法の薬の実験とか怪しげなことをやっている人がいる(飲むと苦い味が広がるとかいいつつHPとMPが全回復した)。その向こうにいる人に話しかけたら、魔法を研究し続けて高等魔法を手に入れたので、次はアーデルハイドで研究するとか言い残してテレポートしてしまった。ちょっと、その魔法欲しいんだけど!

と言ってたら、なんと高等魔法を習得させてくれる人がおり、そこでテレポートの魔法をゲットした!これでついに世界を自由に移動できる!!高等魔法は結構使えそうなものが多いが、パルプンテみたいなよく分からん魔法もある。クレストグラフは余りまくっているが、いらん魔法を持ってても選ぶときにめんどくさくなるだけなのが分かってきたので適当に解体しつつ、欲しい魔法を一通り作る。

島をさらに西に横切ると闘技場があった。ぺグッチってどこかで聞いた名前だと思ったけど、蜃気楼の庭園に挑んだ渡り鳥か。こんなところでモンスター闘技場を開き、人とモンスターが戦うところを観戦するというイカれた趣味をしているらしい。

この闘技場は古代の神殿の上に建てられており、時折モンスターさえもすくみ上がるような唸り声が聞こえてくるらしい。ラギュ・オ・ラギュラだって倒せると言ってる人もいるし、ここが裏ダンジョンで間違いないですね……(シンフォギアの影響でラギュ・オ・ラギュラが裏ボスであるということは知っている)。 闘技場で試しに戦ってみたところ、メデイアという敵が出てきた。通常攻撃は大したことない(それでも300くらいは食らう)が、3ターンに1回「人体実験」というやばい技を使ってきて、1600程度のダメージ+ランダム状態異常が付く。というか、ダメージで即死してるので状態異常が意味を成していない。リヴァイブを持っているセシリアが最初に倒されて萎えたので、とりあえずぶん殴るだけぶん殴っとくかと思って回復そっちのけでメテオドライブとABMランチャーを叩き込みまくったところ、2回目の人体実験でザックが死んだものの、なんとか勝つことができた。勝ち抜けの景品としてヒールベリー10個とラッキーカードという、微妙なうれしさのアイテムをもらった。

外海を漂っていると、ミラーマの北西にデモンズラボという謎の建物があった。入ってみると突然、レディ・ハーケンが悩んでいるイベントが始まった。彼女には過去の記憶がなく、しかもアルハザードの言動からすると意識と言動が別になっているっぽい。拒絶反応という言葉からすると、人間の意識を魔族の体に入れたという感じなんだろうか……。気になるけど、今日はこれ以上ダンジョンを攻略する気はないので外海を放浪する旅に戻る。

はぐれギルドにいた魔法使いがアーデルハイドに行くと言っていたので、たまには戻ってみるかと思いテレポートする(ちなみに海の上ではテレポートできないっぽくて微妙に不便)。街中を走り回っていると、東の外海にゼペット爺さんのアトリエがあるという情報と、場所は不明なものの、浮島の渓谷ワンダリングアイルという場所の情報を手に入れた。魔法使いは見つからなかった。

テレポートすると船がくっついてくるという便利機能があるので、コートセイムにテレポートしてから船でゼペット爺さんのアトリエと思しき場所へ向かってみる。アイテムがたくさんあるかと思いきや部屋の中はほとんど何もなく、ただ本棚に日記があるのと、机の上にアイテムが置いてあるだけだった。日記によると、ゼペット爺さんは遺跡の奥で1000年前の大戦時に作られたホムンクルスの子供を見つけ、一緒に旅をしていたらしい。その子供は、兵器として作られたにも関わらず、心を通わせないと使うことのできないアームを難なく使いこなしているという。これってもしかして、もしかしなくてもロディのことなのでは……。だんだんと色々な真実が明らかになってきて、終盤という感じがする。

机の上にあった「巨人のオカリナ」は、使うとその場にアースガルズがやってくるというこれまた優れもの。これでどうやって渡るか分からなかった浅瀬も渡ることができる!さっそくアースガルズを呼んで近くの浅瀬を渡ってみると、ポーションベリーと強い武器防具を売っている店があった。これでボス戦も怖くない!

次回はデモンズラボ攻略から。